2018年12月20日 第51号

 北米で販売されているコーテックス・ブランドのタンポンが、カナダとアメリカでリコールされた。

 同商品の製造元キンバリー・クラーク社によると、商品名『U by Kotex』のスリークと、通常吸収力タイプのうち、2016年10月17日から2018年10月16日までに販売された商品がリコールの対象となる。

 本体の一部がほぐれたり分離したりして、撤去時に体内に残ったという苦情が同社に寄せられたことから、今回の対応となった。中には医療機関で残った部分を除去しなければならないケースもあったという。

 そのほか、性器のまわりが感染したり、傷ついたりしたという例もあったとのこと。

 リコール対象製品の具体的な製品番号の一覧は、同社のウェブサイト上に載せられている。この番号を、製品の底に印刷されている番号と照合することで、手元にある製品が対象かどうかを確認してほしいと、同社では呼びかけている。(『Kimberly-Clark』、『U』、『Kotex』、『recall』で検索)

 

2018年12月20日 第51号

 コーヒーチェーン大手のスターバックスコーヒーが、カナダ最大規模の店舗をブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーに11日、オープンさせた。スターバックスリザーブ・バーの名前で展開される大型店は、カナダ国内ではこれで4店目となる。

 場所は同市中心部のパシフィック・センター内で、広さは4千平方フィート。通常のメニューが販売されるほか、世界各地の少量生産のコーヒー豆を扱い、コーヒーマスターと呼ばれる専門スタッフが一杯ずつ入れる、専用カウンターが設けられている。

 また、この専用カウンターで使われる器具にもこだわりが見られ、コーヒーマスターの技術を最大限引き出すイタリア製エスプレッソ・マシーンが導入されている。提供されるコーヒーの種類も、産地の収穫時期に合わせて年間を通じ入れ替えられていくという。

 

2018年12月13日 第50号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市のBC州最高裁判所は11日、カナダ当局がバンクーバー国際空港で拘束した中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長兼最高財務責任者(CFO)孟晩舟容疑者の保釈を認める決定をした。

 孟氏は今月1日にカナダ当局に逮捕された。以来バンクーバーで拘留されていた。保釈金は1千万ドル(約8億5千万円)。パスポートを預ける、足にGPS付きの追跡装置を身につける、BC州から出ないという条件付きという。検察側は逃亡する恐れが強いと主張したが裁判所が退けた。

 孟氏はファーウェイの創業者である任正非・最高経営責任者(CEO)の娘。1日、香港からバンクーバーに到着したところをカナダ当局に逮捕された。カナダ当局によればアメリカの要請で逮捕したという。

 アメリカの司法省は、孟氏がアメリカによる対イラン制裁対策としてアメリカの金融機関に虚偽の説明をした詐欺の疑いがあるという。アメリカはカナダに身柄の引き渡しを求めている。今後は孟氏の身柄をアメリカに引き渡すか注目される。

 カナダ国内では中国とは直接関係ないという中国系団体がカナダの対応に反対するなどの抗議行動も起こっていた。

 ジャスティン・トルドー首相は、今回の拘束はカナダ政府が主導したものではないと発表。ただ事前に拘束することは報告を受けていたとも語っている。

 次の裁判期日は2月6日。

 一方、中国でカナダ人元外交官マイケル・コヴリグ氏が拘束されていることが分かった。11日カナダ政府が発表した。トルドー首相は「もちろん、中国で拘束されたカナダ人については承知している」と語り、現在中国高官や代表と直接コンタクトを取っている、「現状を非常に深刻に受け止めている」と懸念を表明した。

 

2018年12月13日 第50号

 ケベック州政府は5日、マリファナの使用最低年齢を現在の18歳から21歳に引き上げる法案を議会に提出した。今年11月の選挙で大勝したCAQ新政権は選挙時に使用最低年齢引き上げを公約として掲げていた。今回の議会ではマリファナの喫煙場所を変更する法案も提出している。これまではタバコの喫煙場所での使用を可としていたが、これを非合法化、公園や通りなど公共の場での使用を禁止する。

 こうした措置についてCAQライオネル・カーマイト保健相は、子供の脳は一般に25歳まで発達を続けるといわれている、成長過程の脳を持つ若者の喫煙は避けることが望ましいと理由を語った。「個人的な見解を言えば」と断り、25歳まで喫煙は避けることが望ましいと思っていると語っている。カーマイト保健相は脳生理学者でもある。

 ただジャスティン・トルドー首相は以前からCAQの使用最低年齢引き上げには反対の立場を示していた。この日も「ケベック州の18歳以上の若者は今は合法にマリファナを購入できるけれども、数カ月すればヘルズ・エンジェルから購入しなければならなくなる」と若者の闇市場からのマリファナ購入を危惧する発言をしている。

 カナダでは今年10月17日から嗜好用マリファナの使用が合法化された。連邦政府は、使用最低年齢18歳以上、栽培は一世帯4鉢まで可、運転中の使用禁止など、大まかな規制は提示しているものの、詳細な法整備は州政府に一任している。

 今回のケベック州政府の法改正に懸念を示しているトルドー首相も、州政府の決定は尊重すると使用最低年齢引き下げなどの要求は行わないとしている。

 多くの州では使用最低年齢を、18歳か19歳に設定している。

 

2018年12月13日 第50号

 カナダ統計局が5日に発表した11月の労働状況報告書で、カナダの失業率が1976年に今の算定方式になって以降で過去最低水準になったことが分かった。

 11月の失業率は5.4パーセント。過去最低だった前月の5.6パーセントを下回った。 就業者数は94100人増。2012年3月以来の大幅な増加数となった。フルタイムが89900人、民間企業への就業者が78600人。ただ平均時給上昇率は1.46パーセントと2017年7月以来の低い伸び率に止まった。

 産業別ではサービス業が67200人と好調で、生産業が26900人、専門職・科学・技術産業が26000人、建設業が14800人だった。

 地域別では失業率が最も改善したのはアルバータ州で7.3パーセントから6.3パーセントへ、サスカチュワン州で6.2パーセントから5.5パーセントに改善した。失業率が最も低かったのはブリティッシュ・コロンビア州で4.4パーセントだった。

 主要都市別では最も低かったのはBC州ビクトリア、ケベック州ケベックシティで3.8パーセント、BC州バンクーバーは0.2ポイント改善して4.1パーセント、アルバータ州カルガリーは0.3ポイント改善の7.9パーセント、オンタリオ州トロントは0.1ポイント改善の6.2パーセント、ケベック州モントリオールは前月と変わらず5.9パーセントだった。

 カナダ銀行は5日、金利を発表。今回は引き上げず現行の1.75パーセントのまま据え置いた。スティーブン・ポロズ総裁は据え置いた理由を、企業の設備投資など雇用以外の経済指標が落ち込んだほか、石油価格の予想以上の急落をあげている。ポロズ総裁はカナダの好調な経済を理由に2017年7月からすでに5回金利を引き上げている。今後も緩やかに引き上げることを明言している。次回の発表は2019年1月9日を予定している。

 

 

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