2018年10月11日 第41号

 ニューブランズウィック州セントジョンにあるアービング・オイル社の石油精製所で8日、爆発事故が発生した。原因はディーゼル燃料から硫黄を分離する装置が何らかの原因で誤作動したのではないかとセントジョン市は発表している。今後詳細な原因究明が行われるとしている。

 事故発生当時の、火柱が上がり黒い煙がもくもくと出る様子は、近隣住民が撮影したSNSなどに多く投稿された。

 同社は事故発生と近隣住民に迷惑を掛けたことを謝罪する声明文を発表した。

 精製所では当時、約3千人が働いていたが軽傷を負った以外のけが人は出なかったと発表している。同精製所は現在メンテナンス期間に入っているため、多くの施設が閉鎖中だったという。事故発生直後は施設を閉鎖したが、翌日の夜シフトから再開すると9日、発表している。

 

2018年10月11日 第41号

 アルバータ州エドモントンで同州議会野党の連合進歩保守党(UPC)が来年の選挙に向けた候補者との親交を深めるパブナイトを開催中に、ソルジャー・オブ・オディン(SOO)メンバーと記念撮影をしていることが分かった。SOOのフェイスブックページに写真が掲載され明らかになった。

 5日に行われたイベントで一緒に写っていたUPC候補者3人の一人ニコール・ウィリアム氏は、7日に自身のツイッターでSOOが何を意味しているか分からなかったと語り、知っていれば「彼らの差別的信念は我々の党には必要ないのでその場を離れるよう求めた」と説明した。

 ソルジャー・オブ・オディンとは2015年にフィンランドで白人至上主義者ミカ・ランタ氏によって組織された反移民を掲げるグループ。カナダにも支部があり、大都市圏に多い。カナダ支部では自らをカナダの安全を守るグループとし、人種差別主義者ではないと主張している。

 今回一緒に写真に写っていたSOOメンバーは約10人で、身に着けている帽子やシャツに、「S.O.O.」の文字が入っていた。

 UPCジェイソン・ケニー党首はツイッターで、党としてどんな集団でも人種差別を助長するグループを非難する、特に今回はUPC先住民族候補者の活動を汚す行為であり非常に不愉快と述べた。

 しかし与党新民主党(NDP)は、UPCは人種差別主義者を取り込もうとすることがあり、今回の件についての反応も疑わしいと党のツイッターで語っている。

 

2018年10月11日 第41号

 秋が近づき、キノコ狩りに精を出す人が増えてきた。ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーに住むオリヤ・クシアルーワさんとデビッド・スワブさんも、そんな夫婦だ。

 4日午後、二人はノースバンクーバーとスコーミッシュの間のシートゥースカイ・ハイウェイ脇の山の斜面で、キノコ狩りをしていた。先行するクシアルーワさんは、背後でスワブさんが叫び後戻りしているのを見て、何かに刺されたか、クマでも目撃したのかと思ったと、のちに取材に話している。

 スワブさんのあとを追いかけたクシアルーワさん、下生えの下をよく見るように彼から言われ、目を凝らしてみると、なんとも巨大なキノコがあるのに気がついた。

 次の瞬間、大声で笑い始めた二人。それは重さ2・92キログラム、傘の直径が36センチメートルになる、イタリア料理によく用いられるポルチーニ茸だった。クシアルーワさんが両手でかかげた、この巨大キノコの写真を見ると、虫食いの穴などもなく、とてもきれいな状態だ。「こんなことは、滅多にない」と興奮を隠しきれないクシアルーワさん。

 頻繁にキノコ狩りに出かける彼女によると、今年はキノコの当たり年らしい。雨が降るたびにキノコが顔を出し、彼女の家の冷蔵庫はすでに紙袋に入れられた様々なキノコで満杯になっているという。

 しかしキノコ狩りは常に毒キノコの誤採集の危険性を伴う。ところがクシアルーワさんは「キノコ狩りは、私にとって遺伝みたいなもの」と語る。彼女の祖母は、祖国ウクライナでキノコ採りの名人だった。その知識はクシアルーワさんの父、そして彼女自身へと着実に引き継がれてきた。子供のころからキノコ狩りに行くのがたまらなく好きだったというクシアルーワさん。結婚してもパートナーとともにキノコ狩りが続けられ幸せだと語っている。また、この巨大ポルチーニ茸の画像をウクライナにいる家族にも見せ、収穫を共に祝うつもりだ。

 その後乾燥させたこのポルチーニ茸を、クシアルーワさんはディルのよく効いたクリームソースで和え、マッシュポテトやピロシキ、ポレンタ(イタリア料理の、トウモロコシの粥)にかけて、サンクスギビングの連休の食卓を飾ったという。

 

2018年10月11日 第41号

 ホッケーも始まり、ウィンタースポーツの季節となったが、ブリティッシュ・コロンビア州には100歳で現役のカーリングプレーヤーがいる。

 ロラ・ホルムズさんは9月16日、家族や友人など130人以上に囲まれ、100歳の誕生日を共に祝った。そして9月24日には、100歳になって初めての試合に出場した。彼女は現在、世界最高齢のカーリングプレーヤーとして、ギネス世界記録にノミネートされている。

 ホルムズさんは取材に対し、まさか自分が100歳まで生きられるとは思っていなかったし、100歳になってもカーリングを続けているなんて夢にも思わなかったと語っている。「カーリングは楽しい」と語るホルムズさんは、カーリングを始めて20年になる。週に2回はプレーするという彼女にとって、カーリングのリンクが第二の我が家となっている。

 BC州カーリングクラブのウェブサイトによると、ホルムズさんがカーリングを始めたのは25歳で、看護師としてオンタリオ州サドバリーで働いていた時のことだった。この時はすぐにやめてしまったが、定年退職後にバンクーバーに引っ越してから、カーリングを再開した。その時の年齢は80歳で、地元カーリングクラブのシニアグループにも所属した。

 その後、指にしびれや痛み、また細かい作業が困難になる手根管症候群(carpal tunnel syndrome)を両手に発症、手術を受けることになる。このため20キロ弱(43ポンド)のカーリングストーンを投げ出すことが難しくなったが、彼女は「ピーター」と名付けたスティックを用いて、プレーを続けている。

 彼女が所属するチームの司令塔(スキップ)を務めるマーリーネ・ロックフィルさんは、ホルムズさんに初めて会った時、彼女の年齢が信じられなかった、彼女はみんなの励みになると、取材に話している。

 ホルムズさんはカーリング以外にも太極拳を週二回行うほか、ブリッジに興じたり友人を訪問したりするなど、アクティブに過ごしている。「何もしないで過ごすこともできるし、何かすることもできる。私の場合、人生をやりがいあるものにするため、何かをするようにしている」と、ホルムズさんは語っていた。

 

2018年10月11日 第41号

 レギュラーシーズンも残りわずかとなったCFL(カナディアン・フットボール・リーグ)。第17週、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーのBCプレースでBCライオンズがトロント・アーゴノッツと対戦した。

 西地区最下位ながらわずかにプレーオフ進出の可能性を残しているライオンズは、この試合に勝利しなければ今季はほぼ絶望となる。

 この日は前半からライオンズが得点を重ねた。第1クオーターにタッチダウンを決め、その後はフィールドゴールで追加点を挙げていった。

 第4クオーターで一時は26—10と大きくリードしていたものの、試合終了間際にアーゴノッツが猛反撃。結局26—23で辛くも逃げ切った。これで勝ち点を14に伸ばし、プレーオフ戦線になんとか踏みとどまった。

 8日には4位だったエドモントン・エスキモーズがサスカチュワン・ラフライダーズに敗れた。これによりライオンズが4位に浮上、エスキモーズが最下位に転落した。

 ライオンズの残りは4試合。西地区強敵との対戦が残っている。

 

BCライオンズ先発QBジェニングズ。10月6日BCプレース。(Photo by Preston Yip)

 

 

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