2018年12月6日 第49号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー中心街にある、ロブソン・スクエアのアイススケートリンクが1日、オープンした。

 同日9時のオープンには、BC州市民サービス省のジニー・シムス大臣のほかスペンサー・チャンドラ・ハーバート州議会議員、BC州小児病院基金の家族、そしてカナダ・スケート協会のメンバーらが出席して、スケートシーズンの幕開けを宣言した。

 同スケートリンクは1日より来年の2月28日まで毎日オープンし、利用時間は午前9時から午後9時まで(金曜日と土曜日は、午前9時から午後11時まで)となる。

 利用料は、BC州小児病院基金への寄付(任意)となっている。寄付金は、同病院での入院が子供たちにとって快適なものとなるよう、その環境を向上させるクリエーティブ・アート・プログラムに向けられる。

 昨シーズンは、およそ12万人がこのスケートリンクを利用した。

 

2018年12月6日 第49号

 ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市に本社があり、コンピューター関連商品を扱っていた小売業者が倒産後、その顧客と従業員のデータを消去しないままのサーバーコンピューターをオークションに出品、最終的にネット上で売買される事態となった。個人情報漏洩の疑いで、警察が捜査を行っている。

 リッチモンド市をはじめカナダ全土にいくつもの小売店舗を展開していたほか、ネット通販を手広く行い20年以上事業を続けてきたNCIXが倒産したのは、昨年末のこと。その後資産処分のためのオークションが2回行われたが、問題のサーバーはこの時に落札された。しかしそのハードディスクに残されていた何十万人という顧客情報は、何の消去処理も行われていなかった。住所氏名から電話番号、クレジットカードの番号など、商品購入時の情報のほか、従業員に関してはそのインカムタックスの記録(T4)も残されていたという。

 バンクーバーにあるサイバーセキュリティーコンサルティング会社、プライバシーフライのトラビス・ドアリングさんによると、大手オンライン売買サイトのクレイグスリストに『NCIXのデーターベースサーバー、1500ドル』の広告が出ていた。またこの売主は、NCIXが運用していたデーターベースサーバー群を全て所有していると語っていたという。またその中身の情報は消去されていなかった。さらにこの人物は、NCIXの各小売店に設置されていたデスクトップコンピューター300台のほか、オークション前にデーターベースサーバーから抜き取られたハードドライブ109個や、4〜500個の中古ハードドライブも所有していた。

 これらのサーバーやコンピューターからは、38万5千人の住所氏名、電話番号、電子メールアドレスとIPアドレスのほか、25万8千人のクレジットカードによる支払いの詳細が、暗号化されていない平文の状態で読み取れたと、ドアリングさん。そのほか、顧客とカスタマーサービスとの電子メールのやりとりも残されており、顧客の顔写真や免許証など写真入り証明書の画像なども確認できたという。

 さらに、これらサーバーのいくつかは海外のバイヤーに高額(1万5千ドル)で売却されていたほか、同じデータが少なくとも5人のバイヤーにも売られていた。その上でドアリングさんは、約17年間に及ぶ商取引の全情報がまったく無防備で晒されていたことに驚きを隠し得ないと述べ、これらの情報は容易に犯罪ークレジットカード不正利用、なりすまし、個人情報詐欺などーに用いられると、警告している。

 リッチモンド市連邦警察(RCMP)とBC州個人情報保護委員会は、個人情報漏洩の疑いで、捜査を行っている。

 

2018年12月6日 第49号

 ユーコン準州中東部、北西準州との州境に近い山奥で11月26日、母親と10カ月になる赤ん坊がグリズリーベアに襲われ、死亡した。

 場所はエイナーソン湖ほとりにある山小屋で、死亡したのはバレリー・セオレさん(37歳)と赤ん坊のアデーレ・ローズホルトちゃん。

 セオレさんの夫のジャーマンド・ローズホルトさんは、小屋から100メートルほど離れたあたりでグリズリーベアに遭遇、クマはローズホルトさんに襲いかかってきたという。このクマを猟銃で射殺した後、小屋に戻ったローズホルトさんは、小屋のすぐ外でセオレさんと赤ん坊が息絶えているのを見つけた。

 ローズホルトさんからの事件の通報を受け、湖から西に200キロメートル以上離れた村メーオー駐在のRCMPのほか、ユーコン準州の環境省および検視サービス、RCMP鑑識課からなる合同捜査本部が編成され、事件の捜査にあたった。

 セオレさんと赤ん坊は、小屋の外で散歩をしていたところをグリズリーベアに襲われたとみられている。セオレさんら一家は、この3カ月あまりを山小屋で暮らしており、湖のまわりでわな猟を行っていたという。

 

2018年11月29日 第48号

 カナダポスト労働組合(CUPW)によるストライキは27日に強制終了となった。10月22日に始まったストライキは、国内のビジネスや消費者に大きな影響を与え、批判が相次ぎ、先週になってようやく政治が介入を決定した。

 開始からちょうど1カ月となった22日に、パトリシア・ハイデュ雇用・労働力開発・労働大臣が職場復帰の動議を国会に提出。下院での可決後、26日に上院で可決され、27日正午(東部標準時)に執行された。

 これによりストライキを実施していた労働組合員は強制的に職場復帰。27日午後からは全国で通常業務へと戻っている。

 しかしカナダポストは27日、これまでのストライキの影響で荷物配達に遅れが生じると発表している。

 手紙類は今年12月25日までには通常に戻ると予測しているが、小包は来年1月に、国際小包は国境での検査を必要とするため、来年3月まで遅れる可能性があるとの見通しを発表している。

 カナダポストと労働組合は今後話し合いにより労使協定の合意を目指すことになる。組合側が交渉では自分たちが受け入れられるまで闘うと表明している。

 

2018年11月29日 第48号

 住民投票を実施中のブリティッシュ・コロンビア(BC)州で、投票の締め切りを今月末から12月7日午後4時30分まで受け付けを延長するとBC選挙管理委員会が23日に発表した。

 投票は主に郵便で行われているため、カナダポスト労働組合によるストライキの影響で11月末までに到着しない可能性を考慮したもの。BC選管委はカナダポストと相談してストライキの住民投票への影響を考慮したと語っている。

 投票は郵送、もしくは直接住民投票事務所・サービスBCセンターに持って行くこともできる。

 BC州新民主党(NDP)政権は、選挙公約だった選挙制度改革への取り組みとして、まずは現行の小選挙区制度を維持するか、比例代表を取り入れるかを、州民の意見を反映させる手段として住民投票を実施している。

 選挙制度改革では、小選挙区か、比例代表併合かの党首討論会も実施された。NDP政府、グリーン党は改革を、野党自由党は反対を主張している。

 現在のところ、選管委の発表では投票率は約30パーセント。どこまで投票率が伸びるかにも注目が集まっている。

 比例代表を取り入れた選挙制度は3種類が住民投票で提案されているが、分かりにくいとの声も聞かれている。

 

 

今週の主な紙面
12月13日号 第50号

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