2016年9月8日 第37号

 

「他では直せないって言われたんだよ。助かった。ありがとう」 修理後に聞くこんな言葉が真吾さんの仕事の励みだ。根っからの職人気質。難易度の高い修理ほど、どうしたらいいかと考え、気合いが入る。

 

培った技術と経験を生かしてどんな車の修理にも対応している

 

自力で改装・オープン

 Shingo Auto Repairをことしの1月1日に開業した上田真吾さん。自動車整備士として日本で10年、カナダで9年目となる。自分の納得のいく仕事がしたいと独立を志し、場所を探しに探してようやく現在の場所に。勤め先での仕事の後、2歳の娘を寝かしつけてから夫婦で改装、ペンキ塗りにと励んだ。そしてこぎつけた年初の正式オープン。たまきさんは、近くのお店や子供の習い事の場で積極的にチラシを配り、自社を紹介。真吾さんの修理・整備の腕が評価されて、口コミで次第に顧客が増えてきている。

ロイヤルオーク駅裏の 便利な立地

 「修理中の時間にお客様が暇つぶしがしやすいように」の思いで選んだスカイトレイン、ロイヤルオーク駅徒歩1分のこの場所。駅の目の前には、スイーツの品揃えの豊富でお洒落なカフェ『木(Ki)』と『カメリア』がある。『木』には日英の漫画本も置いている。メトロタウンへのアクセスの良さもポイントだ。また、事務所内には子供連れ客のためにと、待ち合い室を用意した。

 修理の見積もりは無料、修理後90日間の保証サービスをつけている。車の引き取りにも場所により応じているという。

 

― 車を持ちながらも、車に詳しくない人にどんなアドバイスをしますか?
● 真吾さん ― タイヤのローテーションですね。前のタイヤだけ先に減るので、均等に減るように前後交換して、どちらも減ったら一気にタイヤを新品に交換したほうがいいんです。すり減らなくても、タイヤのゴムが古くなっていきますから。

― 倹約にもなるということですね。
● 真吾さん ― はい。そしてタイヤを外した時にブレーキが見えるので、ブレーキのチェックにもなります。

― それは一石二鳥ですね
● たまきさん ― ブレーキと言えば、先日問い合わせで「車からキーキー言う音が聞こえだして、それがだんだん大きくなってガリガリという音がしだした」と言われる方がいました。ブレーキのパッドが減ってなくなってしまうとローターまでダメージが及び、ガリガリという音がしてくるんです。ただブレーキが減っていなくてもキーキーという音がする場合もあるので一概には言えないのですが。
● 真吾さん ― ブレーキの音など気になる場合はまず一度持ってきてください!すぐ持ってきてもらったほうが安くつくときもありますからね。

― 体の不調と同じで早期発見、早期治療が大切ですね。

 

 二人に趣味を尋ねると「ゴルフですね。私は教わった通りに打つんですけど、うちの人は自分で考えに考えてじっくり取り組むタイプです」(たまきさん)と回答。仕事でも趣味でも研究好きな真吾さんは、娘さんと積み木で遊ぶときも、何やら立派な物を作って、たまきさんを驚かせているようだ。

 取材でのやり取りや顧客との対応の姿に、真吾さんとたまきさんの二人三脚の様子が伝わってきた。カナダでビジネスをスタートさせた二人。真面目な仕事ぶりにファンが増えていくことだろう。

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(文 平野 香利)

SHINGO AUTO REPAIR
6934 Palm Ave, Burnaby
電話:778-588-6971
(電話受付:毎日8:00~ 20:00)

 

自動車整備士の真吾さんと妻のたまきさん

 

子連れ客に役立つきれいな待合室

 

 

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