MLS (メジャーリーグサッカー)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは4日、ロサンゼルスでLAギャラクシーと対戦。6月29日にACC(アムウェイ・カナディアン・チャンピオンズシップ)決勝で悲劇的な敗戦を喫した後のアウェーで、どこまでチームとして立ち直れるか試されたが、0‐2と黒星となった。

 絶対的なエースがいないキャップスはこの日、再三の好機にもゴールが奪えず。一方ギャラクシーは17分にFWキーンが、47分にMFラレントウィッツが決め0‐2とした。どちらもアシストはMFジェラード。ギャラクシーは74分にレッドカードを受け、キャップスには絶好のチャンスだったがそれでもゴールは遠く、スーパースター軍団の前に成す術もなく敗れた。

 この日はここまで好調だったMFマニーが控えにすら名を連ねていなかった。そのため今月4日に解禁となったトレードの要員となっているのではないかとの憶測が飛んでいる。6日にはFWリベロのチリのクラブチームへの移籍を発表した。

 

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 連邦上告裁判所は6月30日、エンブリッジ社が建設を計画しているノーザン・ゲートウェイ・パイプライン建設認可を取り消す判決を下した。連邦政府は先住民族への説明責任を十分に果たしていないと理由を説明した。

 ノーザン・ゲートウェイ・パイプライン建設は、アルバータ州からブリティッシュ・コロンビア州北西部までオイルサンドを運ぶための790億ドルをかけた1200キロメートルのパイプライン建設計画。2014年に保守党前政権が約200項目の条件付きながら認可していた。

 しかし反対派はこの決定を不服として提訴。この判決で今後は自由党政権にその判断が委ねられることになる。

 ジャスティン・トルドー首相は選挙戦時から同パイプライン建設には反対の立場を示していた。政権後も4月に建設反対を明言している。この日の判決に対し、政府は声明を発表し、次の段階に進む前に今回の判決を精査するとしている。

 

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 ブリティッシュ・コロンビア州のビクトリア大学は、「不正義の光景」と題した、第二次大戦中にカナダ政府が行った、日系カナダ人の財産没収について大規模な調査研究を行っている。

 このプロジェクトの主要パートナーを務める同州バーナビーの日系文化センター・博物館は先日、そのための資料となる、戦前に製材業で巨額の富を築いたエイキチ・カゲツの遺産を、その子孫から譲り受けた。

 エイキチ・カゲツが来加したのは1906年。最盛期には自社の鉄道路線や従業員のための町、牡蛎の事業も所有していた。本社事務所をバンクーバーダウンタウンに構え、自宅をバンクーバーのケリスデール地区に持つとともに、避暑用の家もウェストバンクーバーに所有していた。またバンクーバー島ファニー・ベイ近くのディープ・ベイでは、材木切り出し業も行っていた。

 さらに日系カナダ人協会の会長職を10年にわたって務め、皇室関係者など日本からの要人が当地を訪れた際には、その応対にも当たっていた。

 そんな彼が所有していた資産は、1943年にカナダ政府に没収・払い下げされた時点で現在の値段で約8百万ドルの価値があったと見積もられている。

 そんなエイキチ・カゲツの末息子ジョンさんの未亡人(アメリカ南部在住)のもとを、昨年秋に日系文化センター・博物館館長シェリー・カジワラさんと、同博物館資料収集記録研究員リンダ・カワモト・リードさんが訪れた。その目的は、カゲツ家の歴史を後世のために保管するという、未亡人との約束を果たすためだった。

 カジワラさんらは未亡人から、日記や写真、木炭画のほか当時の名刺、豪華な装丁がなされた本や布地など、重さにして90キログラム以上の遺品を譲り受けた。

 これだけの資料が、いまだに保存されていただけでも驚きだとカジワラさんは語る。またビクトリア大学の歴史学を教えるジョーダン・スタンガー=ロスさんも、この資料から移民の生活や直面した困難、またバンクーバー島での労働状況がわかるほか、事業において稀有の成功を収めた移民の努力の全てを、この国の人種差別が葬り去っていく様子を知るための貴重な資料になると説明している。

 今回のプロジェクトは、社会・人文学研究所からの資金援助を受け、ビクトリア大学が15の団体の協力を得て7年計画で行っている。その目的は、日系人に対するカナダの人種差別の歴史を掘り起こし、これからのこの国の民主主義の健全な発展に役立てようというもの。

 そのハイライトは、2021年に予定されている、カナダ各地を巡って開催される調査研究結果の展示会。さらにこのプロジェクトでは、学校教材のほかウェブサイトや関連書籍の出版なども予定している。

 

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 ハルジット・サージャン国防相は6月30日、カナダ軍をNATO(北大西洋条約機構)の任務の一環として東欧に派遣すると発表した。

 ロシアに近い地域で多国籍戦闘群の立ち上げに合流する。すでにアメリカ、イギリス、ドイツの参加が決まっている。詳細は発表しなかったが、派遣地域はラトビアとされ、500人から1000人の兵士をNATO軍が撤退を決定するまで派遣する予定とみられている。カナダはこれまで東欧にはNATO軍として、クリミアやポーランドに兵士を派遣している。

 今月1日、北米3カ国首脳会議に出席するためにオタワを訪問していたアメリカのバラク・オバマ大統領は、国会で演説。「NATO同盟国として、そしてカナダの友人として、カナダを含むすべてのNATO加盟国が、共通の安全を共有するために貢献することで我々の安全が確保される」と語り、「カナダ軍は非常に優秀であり、誰かの言葉を引用させてもらうならば、世界がもっとカナダを必要とし、NATOがもっとカナダを必要とし、そして、アメリカがカナダを必要としている」とカナダのNATOへの任務の重要性を説いた。

 

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 オンタリオ州オタワで3日、道端でレモネードを売っていた少女らが、販売に必要な許可を当局から得ていなかったことを理由に、そのスタンドを撤去するよう指導された。

 同市のリドー運河沿いに並行して走るエコー・ドライブとコロネル・バイ・ドライブを隔てる、幅5メートルほどの緑地にスタンドを出していたのは、エリザ・アンドリュースちゃん(7歳)と、妹のアデラちゃん(5歳)。特にコロネル・バイ・ドライブは、ナショナル・キャピタル・コミッションが管理するパークウェイの一部で、5月から9月までの日曜日は車の通行が禁止され、歩行者のほか自転車やローラーブレード愛好家に解放されている。

 こうした絶好のロケーションで、サマーキャンプに参加する費用を捻出するためにレモネードを1杯1ドルで売っていた姉妹。好天にも恵まれ、2時間足らずで52ドルの売り上げがあったという。

 しかし午前11時ごろ、自転車で通りかかった女性が、ここでの物品の販売は禁止されていると彼女らに忠告。一緒にいた父親のカーティス・アンドリュースさんは、にわかにはこの女性の言うことを信じられなかったが、やがて到着したナショナル・キャピタル・コミッションの係員に、そのとおりであると告げられた。

 係員の対応は丁寧だったが、制服姿の彼からは威圧的な雰囲気があったと、アンドリュースさんは取材に語っている。また、その場で販売許可を購入すると係員に申し出たものの、却下されたと付け加えている。

 結局その場から撤収せざるを得なかったエリザちゃんたち。「せっかく多くの人にレモネードを買ってもらえていたし、私たちも楽しみながらやっていたので、正直悲しい」と、心境を語っていた。

 コミッションが所有地を管理するのは当然のことだが、7歳と5歳の子のレモネード・スタンドに対しては柔軟な対応があってもいいのではと、取材に語っていたアンドリュースさんだったが、翌日コミッションのオフィスに子供ともに訪れたところ、広報担当から柔軟性にかける対応を謝罪された。

 さらに担当者は、規則であっても、市民の楽しみを奪うようなものにならないよう努力すると説明していた。これを聞いたアンドリュースさんは、販売許可の手続きの簡素化や、申請料を子供たちの売り上げを損なわない金額にするよう要望していた。

 

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