ジャスティン・トルドー首相は3日、トロントで行われたプライドパレードに参加した。同性愛者の権利を主張するプライドパレードに参加するのは、カナダの首相としては初めて。

 この日は国旗の両側の赤い部分を虹色にしたメープルリーフを手に、グリーン党エリザベス・メイ党首、カナダで初めて同性愛者であることを告白して党首として自由党を政権に導いたオンタリオ州キャサリーン・ウィン州首相、トロント市ジョン・トーリ市長と共に、市内を行進した。同首相は自由党党首時代の2014年、15年にも参加している。さらに、7月31日にバンクーバーで開催されるプライドパレードにも参加する意向をすでに表明している。

 7月1日の北米3カ国首脳会議では、オバマ大統領、ペニャニエト大統領と共に、アメリカのオーランドで起きた同性愛者を標的にした襲撃事件を受け、同性愛者への人権を保護することで合意している。

 

System.String[]

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。