メジャーリーグサッカー(MLS)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは11日、カナダ代表ディフェンダー、デイビッド・エドガー、マルセル・デヨンの2選手を獲得したと発表した。

 エドガー選手は、これまでのプロ選手生活を全てプレミアリーグを含むイギリスで過ごし、イギリス以外のプロチームでプレーするのは、ホワイトキャップスが初めて。ユース時代からカナダ代表として選出され、2013年、15年のCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)ゴールド・カップスにも出場している。

 身長190センチを超える大型センターバック。国際経験豊かな29歳のベテランディフェンダーは、すでにバンクーバー入り。12日は記者会見も行い、「MLSはずっと気になっていた。カナダのチームに入団できたことは、すごくうれしい」と語った。

 デヨン選手は主にヨーロッパで活躍。MLSではスポーティングKCでもプレーしていた。エドガー選手とはカナダ代表でチームメイト。左フルバックでミッドフィルダーもこなす29歳。チームを通して「ホワイトキャップスへの入団をうれしく思っている。BCプレースはカナダ代表でプレーしたことがあり、チームには元チームメイトもいて、またともにプレーできることを楽しみにしている」とコメントを発表した。

 ホワイトキャップスは今季ディフェンスの弱さが指摘されていた。ここまで無失点試合は、わずか3試合の2勝1分。3点以上の大量失点試合も多く、カナダ代表ディフェンダー2選手に期待がかかる。

 

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