原爆投下から72年となる今年の7月7日、国連で核兵器禁止条約が採択された。核兵器の保持、使用、製造などを幅広く禁止する国際条約だ。ニューヨーク国連本部では、トロント在住の被爆者サーロー節子さんの姿も見られ、会場を涙に包んだ彼女のスピーチがさまざまなメディアで報道されたのは記憶に新しい。

節子さんは13歳のとき学徒動員先の広島で被爆。日本、アメリカ、カナダの大学を経て、カナダでソーシャルワーカーとして30年以上勤務する。その後、軍縮教育に国際的に従事し、世界中の教育機関で核廃絶に向けて現在に至るまで活動している。

バンクーバー新報では、第2会期核兵器禁止条約交渉会議(6月15日〜7月7日)が始まる前の6月8日に、オタワの戦争博物館で節子さんを取材する機会を得た。本紙では、その際に聞いた話を紹介する。

 

前菜は赤貝・きゅうり・うどのぬた、ロブスター梅酢がけ、帆立うに焼き、筍の土佐煮、菜の花からし和え、しめじ白和え…。倉島寧さんが考えた懐石料理メニューである。それは食した人々を目や舌で満足させただけでなく、倉島さんを突然襲った人生の危機に対して大きな役割を果たすものになった。

 

6月1日、ニューヨーク、カーネギーホール内ウェイル・ホールを沸かせた世界的に活躍するピアニストのサラ・デイビス・ビュクナーさん(米国在住)と舞踏家の平野弥生さん(バンクーバー在住)のコラボレーションに、6月3日発行のニューヨークタイムズ誌が賛辞を贈った。

 

6月27日、バンクーバー市ダウンタウンのリステルホテル・バンクーバーで、日本・カナダ商工会主催のもと、佐野亨氏の講演会が行われた。そのテーマは「日本企業の成長戦略とその中でのカナダ」。

日本経済の展望は、日本国内の少子高齢化問題や世界の保護主義の台頭など、不透明感が漂う。一方、カナダは、最大の貿易相手国アメリカの保護主義が進むなか、経済面では先行きに不安感を抱える。

佐野氏は、はじめに「日本とカナダの貿易総額を見ると、カナダの日本への輸出は総額の2パーセント、輸入は3パーセント。日本のカナダとの輸出入はいずれも総額の1パーセントにすぎないのが現実。そんな中、日本とカナダのビジネス強化は可能か」をベースに講演した。参加者87人が、メモし、うなずき、体を乗り出し聞いていた。その要約を紹介したい。

 

2001年から開始した弊紙でのエッセイ「外から見る日本語」は、日本語教師として体験したことや見聞きした日本語に関するさまざまなトピックを取り上げ、読者からも好評だった。その連載は6月末で休止、7月からは新渡戸稲造をテーマとしたエッセイが始まる。新連載を控えて矢野修三さんに話を聞いた。

 

 

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