〜プレミアム酒テイスティングナイト開催される〜

隣組主催によるプレミアム酒テイスティングナイトが10月1日、ダウンタウンのコースト・コール・ハーバー・ホテルで開催された。
今年で10年目を迎えた当イベントには約260人が参加。隣組によると、おそらくカナダ全体でも最大規模の日本酒テイスティングになったとのこと。

古典的な音色とオリジナリティ溢れる斬新な演奏

在バンクーバー日本国総領事館と国際交流基金主催による『邦楽コンサート』が9月28日、UBCチャンセンター内のテラス・スタジオ・シアターで開かれた。
古典・伝統の要素を踏まえながら、現代的な感性で独自の音楽的展開を見せる筝のデュオ『TsuguKaji- KOTO』を中心に、尺八の小濱明人、和太鼓の山本麻琴が加わり、約230人の聴衆に日本の伝統音楽の魅力を紹介した。

日系・韓国系合唱団から総勢200人を加え、まさに音楽は世界共通語!

10月1日、ダウンタウンのクイーン・エリザベス劇場で、ノース・ウエスト・ピアノ・アンサンブル協会主催、8台のグランドピアノによるアンサンブル『Celebrate Pianos Eight』が開かれた。
各ピアノに2人ずつ、合計16人の国際的ピアニストの32の手が叩く鍵盤。さらに4つの合唱団から総勢200人による大合唱を加え、クラシックからポップスまでダイナミックな演奏を聴かせてくれた。

9月18日、バンシティセンターにて日本アニメ上映会が、在バンクーバー日本国総領事館と国際交流基金の共催で行われた。映画は日本では2007年に公開された「河童のクウと夏休み」。様々な国の人が集まり、会場には長蛇の列ができた。アニメというだけあり、特に家族連れが目立った。
内容は主人公が川で河童に出会い、住民たちと河童騒動を巻き起こしながら過ごす夏休みのお話。ところどころに笑いもあり、最後は会場が拍手に包まれた。映画が終わると、原恵一監督とのセッションも行われた。その後監督にインタビューを行った。

世界の注目を集める水素エネルギー


今年3月の東日本大震災に伴う原子力発電所の事故により、今、日本だけでなく世界中で、エネルギー問題に対する関心が高まっている。原子力や化石燃料に頼らない次世代エネルギーの開発は、人類にとって大きな課題だ。9月7日、バンクーバー中央図書館で、企友会主催の「次世代エネルギー・セミナー」が開催され、約50人の参加者が次世代エネルギーについて考え、話し合った。講師を務めたのは、環境エネルギー技術の普及活動に取り組む、TERRAN CELL代表取締役の番場健司氏。冒険家としても知られる番場氏によるセミナーは、番場氏が燃料電池ビークルでアイスランドを周回走行した際の映像なども盛り込んだ非常に興味深いものだった。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。