バンクーバーが生んだ世界的ピアニスト、ジョン・キムラ・パーカーがVSO今シーズンのオープニング・コンサートでVSOと共演する。ブラムウェル・トービー氏の指揮でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番ほかチャイコフスキー交響曲第5番を演奏。
 バンクーバー日系コミュニティが誇るジョン・キムラ・パーカーの公演は今、大きな注目の的だ。(取材 ルイーズ阿久沢)

2年に1回開催されるバドミントン世界シニア選手権が、8月21日から27日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州リッチモンド市のオリンピック・オーバルで行われた。主催は世界バドミントン連盟(BWF)。世界39カ国、642人の選手が7日間にわたりトーナメント方式で熱戦を繰りひろげた。
男子・女子シングルス、男子・女子ダブルス、男女ミックスダブルス、それぞれに年令カテゴリー(35才以上、40才以上、45才以上、50才以上、55才以上、60才以上、65才以上)があり、優勝を争った。

バンクーバー五輪が灯した情熱から

浅田真央、安藤美姫、伊藤みき、小塚崇彦―バンクーバー五輪で活躍した彼らの共通点、それは中京大学出身であることだ。「バンクーバー五輪で中京大の選手が多く活躍したのにもかかわらず、ここカナダに同窓会がないのは寂しい」。その思いに端を発し、同大学同窓会が発足した。

「暖炉の上の飾りに、生まれ育った場所の景色を彫り込んでほしい」「大好きなペットの姿を彫ってほしい」。オーダーメイドでの制作は、つねに新しいものへのチャレンジだ。顧客の意向を聞き尽くし、資料を集めて出来上がりをイメージする。デッサンを素材に書き写し、彫る。削る。書いた線が無くなっていくと、そこからは「手さぐり状態」。彫り進めて、頭に描いた姿が浮き上がってくるまでの中間工程が「一番難しく、大切です」と河野守行さんは言う。

7月21日から24日まで開催されたリッチモンド国際フィルム&メディア芸術祭で、スタッフの一人として、そして、メディア・アートの部門で、顕微鏡ライブシネマ・シアター『ネカアの部屋:Not Outside』を発表した高橋幸世さん。活動や作品作りへの想いなどを聞いた。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。