-北極探検史上最大の悲劇、全滅したフランクリン隊の消息をたどる-

今年3月から7月にかけヌナブット州の極北地帯1600kmを踏破した、ノンフィクション作家・探検家の角幡唯介(かくはたゆうすけ)氏と北極冒険家の荻田泰永(おぎたやすなが)氏。彼らをこの過酷な冒険行に駆り立てたものは何だったのか。帰国前にバンクーバーに立ち寄った二人から話を聞いた。

戦前、良質な石炭の産地として賑わっていたカンバーランド。その発展には多くの日本人炭鉱夫が寄与していたが、第二次大戦中の強制移動により、そのコミュニティと歴史は崩壊してしまった。
少年時代、その一部始終を目の当たりにしてきたウィリアム・モンクリフ氏は戦後、その復興と日加間の友好親善の発展に尽力してきた。今年84歳のモンクリフ氏に、その功績を称えて旭日双光章が授与された。
伝達式は7月23日、カンバーランド村中心にあるレクリエーション・センターで行われた。村の誰もが知っている氏の晴れの日を祝おうと、住民はもとより、コートニー市長やコモックス町長など近隣コミュニティからのゲストも参加し、会場に用意された200あまりの席は開会前から満席になった。
今回はモンクリフ氏へのインタビューも交えながら、カンバーランドにおける日系人の歴史をふまえつつ、氏の受賞を捉えてみた。

〜過去の経験を踏まえ、BC州の未来に向け何を計画し、目指すのか〜

6月27日、バンクーバー・ダウンタウンのターミナル・シティー・クラブで、日加商工会議所主催の特別講演夕食会が催された。ハリー・ブロイBC州社会開発兼多様文化担当大臣をスピーカーに迎えたこの夕食会には、BC州の日系社会を代表するあらゆる団体や各国の総領事館などから約100人の参加者が集まり、会場は活気に溢れた。講演の中でブロイ氏が繰り返し口にしたのは「社会に還元すること(giving back to the community)」の重要性についてだった。

毎年7月中旬にカナダ、プリティッシュ・コロンビア州サレー市で開催される、ソフトボールの女子国際大会のThe Scotiabank Canadian Open Fastpitch International Championship。カナダカップと呼ばれ、2011年に開催される女子のソフトボール大会の中では、3本の指に入る、評価の高い大会だ。今年は、久しぶりに北京五輪で金メダルを獲得した日本代表チームも参加。そのほか、昨年行われたISF女子世界選手権大会で金メダルの米国、銅メダルのカナダ、そしてオーストラリア、ベネズエラがチームを送り、強豪チームが熱戦を繰り広げて、スタンドの観客を沸かせた。

6月21日、日加ヘルスケア協会主催で、「加齢と健康を考える」というセミナーが開催された。講師を務めたのは本紙連載でもおなじみの産婦人科医、杉原義信先生と、BC州家庭医の田中朝絵先生だ。分かりやすい話に、25名あまりの参加者が興味深く聞き入っていた。

 

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