〜在バンクーバー日本国総領事伊藤秀樹氏、バンクーバービジネス懇話会会長丸田博一氏を迎えて〜

1月30日、2012年度企友会新春懇談会がリステル・ホテルで開催され、約60人の参加者が集まった。アラビア語を専門とする在バンクーバー日本国総領事の伊藤秀樹氏は、体験談を交えながら中東についてわかりやすく解説。また、カナダ三菱東京UFJ銀行の丸田博一氏と佐藤崇史氏は、世界経済や為替の動きについて、銀行業と金融の専門家ならではの視点で語った。

近藤紘子(こうこ)さんの講演会「ヒロシマと共に生きる:66年の記憶」が1月29日バンクーバーのユニタリアン教会で行われた。
近藤さんは生後8カ月で被爆。爆心地から1.1キロの地点にいたにもかかわらず、母親と共に奇跡的に助かる。被爆体験の記憶はないものの、戦後の広島での自らの体験を語ることによって、核兵器と戦争の虚しさを訴えている。

―2012年、世界経済と日本の行方はどうなる?―

混迷を深める世界情勢を、地道な取材と独自の情報源で解き明かしてきた、BC州出身の国際ジャーナリストでノンフィクション作家のベンジャミン・フルフォード氏。
後編では、世界金融システムのこれからと、2012年の日本について、斬新な切り口で解き明かす。

―ヨーロッパ・アメリカ中心の経済システムの終焉―

混迷を深める世界情勢を、地道な取材と独自の情報源で解き明かしてきた、BC州出身の国際ジャーナリスト、ベンジャミン・フルフォード氏。プロフィールからもわかるとおり、以前は大手メディアに勤務していたが、こうした資本主義企業の宿命とも言える「都合の悪い事実は公表させない」という様々な圧力に対抗するために独立。以来一般の報道では知らされない情報を世界に発信し続けている。
今回はバンクーバー新報のインタビューを快諾してくれた氏に、日本と世界情勢の舞台裏と、2012年の見通しを聞いた(インタビューは2011年12月29日に行われたので、記事の内容はその時点の情報に基づく)。

自分が受けた恩をいつか返さないといけない

昨年秋の外国人叙勲で『旭日小綬章』を叙勲したリッチモンド在住のジム小嶋氏(73)。柔道を通した日本・カナダ間のスポーツ交流・相互理解の促進に寄与した功労による受賞だが、柔道のほかにも多くのボランティア活動に携わっている。
姉妹都市和歌山市とリッチモンド市の架け橋役、バンクーバー五輪でのサポートほか大震災後の支援活動などについて話を聞いた。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。