大手ディスカウント小売店ウォールマートカナダは、予告通り18日からビザカード受付停止を開始した。まずはオンタリオ州サンダーベイの3店舗からで、順次全国の約370店舗に広げていくとしている。

 同社はビザへ支払う手数料が高すぎるとして交渉を続けていたが合意に至らず、現状の高い手数料では低価格での商品提供が難しくなるとして、カナダの店舗でのビザカードの受付を7月から停止すると公表していた。

 受付停止が始まった3店舗以外での国内店舗では引き続き使用できる。今後、どのように広げていくのかについての詳細は明らかにされていない。

 同社はさらに今後も交渉を続けるとして、合意に至ることを望んでいるとしている。

 

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 カナダ銀行は13日、金利を現行の0・5パーセントのまま据え置くと発表した。しかし、カナダ経済にとっては、相変わらず高騰を続ける過剰評価の不動産市場や、先月イギリスで起きた住民投票での欧州連合(EU)離脱が決定した、いわゆるブリクジットが悪影響を与える可能性があると示唆した。

 また、今年の経済成長予測を4月の1・7パーセントから1・3パーセント下方修正。第1四半期では2・4パーセントの成長があったものの、第2四半期は1パーセント減と予測。流動的な貿易関連や不安定な消費者動向、さらには5月にアルバータ州で起きた山火事が影響しているだろうと分析した。その後はやや持ち直すと予測している。

 バンクーバーとトロントで相変わらず続いている不動産価格の上昇について、急上昇する住宅市場は金融を不安定にしていると警鐘を鳴らし続けている。記者会見をしたスティーブン・ポロズ総裁は、国民が、個人の現実的な金融状況を基に行うべきさまざまな決断を、不動産のように将来が未知数の事柄で決定する可能性に非常に危うさを感じると懸念を示した。

 

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 トルコで15日(現地時間)に起きたクーデター未遂で、カナダ政府は現地カナダ人に外出しないよう呼びかけた。また、国民にトルコへの渡航も自粛するよう呼びかけている。

 ジャスティン・トルドー首相は15日夜、国民の安全確保に全力を尽くすとの声明を発表した。ステファン・ディオン外相も首相と同様の声明を発表。トルコへの渡航自粛と、トルコ在住カナダ人には外出の自粛や人混みを避けるよう呼びかけた。また、カウンセラーが必要な場合の連絡先なども公開している。

 15日のクーデター未遂では、これまでに兵士数千人と司法関係者数百人を含む約600人が逮捕・拘束されている。

 

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 カナダ歳入庁は15日、ブリティッシュ・コロンビア州の不動産について、脱税などの疑いがないか調査に乗り出すと発表した。50人の所得税調査員、20人の消費税調査員を導入する。BC州、特にメトロバンクーバーを対象に調査する。

 メトロバンクーバーでは近年、特に不動産価格の上昇が急激で、バンクーバー不動産協会によると過去5年で50パーセント上昇しているという。背景には海外投資が大きく影響しているともいわれているが、正確な実態はまだ明らかになっていない。カナダ政府も海外投資の影響を示唆しているものの、対応策は講じていない。BC州政府は現在調査を進めている。

 今回の歳入庁の調査は、不動産に絡んでの脱税を突き止めるためのもので、必ずしもバンクーバーの不動産事情を解消するものではない。調査対象とするのは、高級住宅を所有しながら低所得者として申告している納税者で、不動産転売、資産売却益、売上税未申告などの方法で脱税している可能性がないかを調査する。

 同庁によると2015ー16年には、BC州で不動産関連339件の調査を実施し、1400万ドルを回収したという。今回は調査強化で不動産に関連する不正な脱税を取り締まることを目的としている。

 バンクーバーでは今年に入り全国紙の記事がきっかけで、不当転売が明らかとなりバンクーバーの不動産急騰の要因になっているのではないかと問題になった。

 BC州政府はこの対策に乗り出すと発表したが、現在もまだ調査段階で、今月その調査の一部をマイク・デヨン財務相が発表したにとどまっている。また、バンクーバー市は非居住物件に対し特別課税を導入すると発表、BC州政府がこれを承認した。しかし不動産の安定を保証するものではないとの声も多い。

 BC州新民主党(NDP)デイビッド・イービー議員は、歳入庁の発表に調査員の数が少なすぎると批判した。国税調査のデータを基に分析したところによると、低所得者と申告している納税者のうち約2万4000世帯が、いわゆる高級住宅に住所があるという。こうした傾向は脱税の可能性があるとイービー議員も指摘している。

 ただ、これらの全ての住民が違法とは限らないため、調査によって明らかにすることが必要としている。

 

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 爆発的な人気を得ている携帯ゲーム、ポケモン・ゴーがカナダでも17日より配信開始となった。

 すでに配信が始まっているアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドやイギリスでは、社会的現象になるほどの人気になっており、携帯を片手に公園や街角を徘徊する人の姿が、いたるところで見られるようになっている。

 このゲームは携帯電話の位置情報を活用、そのカメラを通じて映した現実世界の中にポケモンを表示、これを捕まえたり交換したり、またバトルさせたりする体験ができるゲーム。対象となるOSはアンドロイドとアップルのiOSで、基本プレイは無料、アイテム課金ありのサービスが提供されている。

 なお別売の腕時計型ツール、ポケモン・ゴー・プラスを利用すれば、近くにポケモンがいることを振動とランプで知らせてくれるので、携帯端末を見続けながら歩き回る必要はなくなる。

 カナダで配信が開始された17日午後からはしかし、その直後からアプリのサーバーにアクセスが集中、アカウント登録に時間がかかるといったトラブルが発生した。

 ところで、アメリカ・ニューハンプシャー州最大の都市マンチェスターでは、市警察が逃走中の参考人らをおびき寄せるため、このゲームを利用している。

 市警察はそのフェイスブックに、きわめてレアなポケモン、リザードン(英名Charizard)が刑務所内に出現したと公表。さらに、このポケモンを捕まえる人を抽選するため、名前を投稿するよう呼びかけたところ、それに応じた人のうち500人以上の名前が警察の「お尋ね者」リストと一致したという。

 今のところ、実際の逮捕には至っていないものの、このフェイスブックはわずか2日あまりで1万3000件以上の「いいね」を獲得しているという。

 

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