2016年7月28日 第31号

 リオ五輪に出場するチームカナダが26日、カナダオリンピック委員会から発表された。第31回オリンピック競技大会2016リオデジャネイロは8月5日に開幕、21日までの17日間、大会史上初の南アメリカで開催される。実施競技は28競技306種目。新種目として、ゴルフ、7人制ラグビーが追加された。

 カナダ代表は今大会313選手が出場、女子187人、男子126人。年齢は16歳から56歳までと幅広い。地域別では、オンタリオ州132人、ブリティッシュ・コロンビア州68人、ケベック州54人。最年長選手はボート女子エイトのレスリー・トンプソン‐ウィリー選手。五輪出場は8回目。大会史上女子最高出場タイ記録。

 この300人の選手団を率いて、開会式で入場行進する旗手も21日にオタワの国会前で発表された。旗手を務めるのはトランポリン女子のロージー・マックレナン選手。前回のロンドン大会でカナダ唯一の金メダリスト。五輪出場3回目、オンタリオ出身27歳。今大会でもメダル獲得が期待されている。

 「開会式で国を代表してチームを率いることができることをカナダ人として誇りに思う」とマックレナン選手。記者会見では同席したジャスティン・トルドー首相と共に、メープルリーフを大きく振って笑顔を見せた。

 カナダは前回大会では、金メダル1、銀5、銅12、計18とメダル数はあったものの、得意とするボートやカヌーで金メダルが取れなかった。

 注目は個人種目では、常にメダルを狙える水泳の競泳、飛込み、ボート、カヌーの全種目、そして何と言っても陸上男子。短距離、リレー、走高跳で期待がかかる。団体競技では、前回銅メダルのサッカー女子、そして今回初参加のラグビー女子。またプロからの参加で、テニス女子ユージーニ・ブッシャード選手が出場を発表した。ウィンブルドンで2位だったテニス男子ミロス・ラオニッチ選手は出場を辞退している。

 

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