2001年から弊紙にエッセイ「外から見る日本語」を連載している矢野修三さん。今年7月26日号で連載200回を迎えた。矢野さんは自ら日本語を教えるだけでなく、日本語教師の養成にも長く携わっている。エッセイでは、日本国外で日本語を教える立場だからこそ気がついた、日本語というものの素晴らしさや不可思議さを紹介してきた。矢野さんにこれまでの歩みを振り返ってもらうと共に、今後の展望を聞いた。

高校を卒業し成人となる移行期間は、発達障害を持つ子供やその家族にとって重要な時期だ。18歳以下を対象としたさまざまな助成や支援が、19歳以上になると受けることができなくなる。成人になってから受けられるサポートを知り、子供の将来設計を立てていくTransition Planningについて学ぶワークショップが、9月29日、バンクーバー市にあるDevelopment Disabilities Associationで開かれた。(メディアスポンサー:バンクーバー新報) その概要を紹介する。

10月5日、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市内のJTBインターナショナル・カナダ社で日本語認知症サポート協会主催の第一回おれんじカフェ・リッチモンド「遠距離介護の心得-これだけは知っておきたい、日本の現状- 」(メディアスポンサー:バンクーバー新報)が開かれた。

講師は、弊紙に連載したコラムが記憶に新しい、アメリカ・ワシントン州で27年ソーシャルワーカーとして働く角谷紀誉子さん。

日本に住む高齢の親が心配。でも遠くにいて何ができるのか、どこから始めればいいのかわからない。そんな思いを胸に参加した約65人が、講師の話に聞き入った。

秋晴れがすがすがしい10月6日、ブリティッシュ・コロンビア州・バーナビー市の日系文化センター・博物館で、日系カナダ人コミュニティに貢献した個人や団体に感謝の意を表するための日系プレース・コミュニティアワード授賞式と、日系センターの活動への寄付金を募るディナーが催された。

今年のコミュニティアワードは、日系カナダ人のリドレス(戦後補償)合意成立30周年に焦点を当て、補償の交渉に携わった全カナダ日系人補償戦略委員会(NAJCSC)の中から6名に授与された。230人の出席者があり、今年も盛会となった。当日はオークションも行われ、寄付金の総計額は約1万3千ドルにのぼった。

9月24日、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市内のリステルホテル・バンクーバーで日本・カナダ商工会議所の第15回年次総会が開かれた。続く講演会では在バンクーバー日本国総領事館より経済担当の石川征幸領事が『日加経済関係 今後の展望』についてわかりやすく解説し、出席者45人が興味深く聞き入った。懇談夕食会では名刺交換と親睦、ディナーを楽しみながら和やかな歓談が続いた。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。