神輿を中心とした日本の伝統文化を伝える活動を行うNPO団体『晩香坡櫻會(バンクーバーさくらかい:以下櫻會)』が先月ロサンゼルスとハワイにおいて現地の関係者らと交流を行った。 

 

3月24日、ブリティッシュ・コロンビア州ノースバンクーバーのブロックトンスクールにて、日本文化を紹介するイベント、ジャパンフェアが開催された。

このジャパンフェアは日本から来た、神奈川県横浜市にある横浜隼人高等学校の国際語科の生徒たちが主催した。生徒たちは何カ月も前から準備し、春休みを利用してカナダへ来た。日本文化を紹介すると同時に、国際交流を目的としたこのイベント。ブロックトンスクールでは毎年恒例となりつつあり、当日は雪の混じった雨という芳しくない天候にも関わらず、現地の若者から子供連れの大人、年配の人まで幅広い年齢層の人々が来場し、イベントは大盛況に終わった。

 

村上隆さん作品を展示した“The Octopus Eats Its Own Leg”が華々しく開催されているバンクーバー・アート・ギャラリーで、寄り添うように同時期に開催されているのが「BOMBHEAD」。原爆を中心に、核兵器、原子力エネルギーを含む原子力をテーマにした作品を紹介している。

 

日系カナダ人の強制収容から今年で76年が経ち、その歴史も人々の記憶の中で風化しつつある。そんな折、山岸邦夫さんが『The Return of a Shadow』と題する英文の小説を上梓した。日系カナダ人強制収容所と、強制収容が一日本人移民に与えた影響を今日的視点から掘り下げた作品だ。日系人が経験した人種差別に基づいた基本的人権の侵害行為を二度と繰り返してはならないし、またいかなる民族に対しても同様の政策がとられてはならない。幅広い読者にそれを理解してもらうためにこの小説は英語で書かれた。山岸さんは、米国における人種差別主義が再浮上しつつあり、難民受け入れをめぐってEU諸国民の間に人種偏見にみちた極右思想が勢いを増す中、この小説の発表は時機を得たものだったと語る。

 

3月7日、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館 <松の間> で、『終活』セミナー(メディアスポンサー:バンクーバー新報)が開催された。最近、日本でよく耳にするようになった『終活』というこの言葉、人生の終末を迎えて、「自らの人生の総括をし、さらに、残された遺族に迷惑をかけないよう可能な限りの準備をしておきましょう」、ということから生まれた言葉。BC州には遺産相続に関することや、尊厳介護などの個人意思を尊重するための法律があり、個人の尊厳が保護されている。そのために、生前に必要書類、遺言を作成しておく必要がある。 そのお手伝いをする専門家『ノータリー・パブリック』の眞鍋恭子さんによる『終活』セミナーが開催された。また、不動産売却に関する個別カウンセリングをリアルターの松浦加代子さんが協力。仕事上体験したリアルな事案を紹介した。集まった参加者は、我が身の現状に照らし合わせながら聞き入っていた。

 

 

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