平成24年度外務大臣表彰を受賞した八木慶男氏の表彰式が8月31日、在バンクーバー日本国総領事公邸で開かれた。八木氏は1988年から12年間バンクーバー日本語学校並びに日系人会館(VJLS-JH)理事長を務め(現・副理事長)、その他の分野でも過去30年にわたりいろいろなボランティア活動に奔走するなど、日本とカナダとの相互理解の促進に寄与した功労により日本政府より表彰を受けた。在バンクーバー日本国総領事伊藤秀樹氏より表彰状を受け取った八木慶男氏は、関係団体、友人や家族など約40人に囲まれ、和やかに受賞を祝った。

もっと日系の意見を聞いてくれればいいのに

アメリカで最も成功した日系資本のスーパー、Uwajimaya(宇和島屋、シアトル)。長年にわたってその経営をリードしてきたトミオ・モリグチ(森口富雄)会長は、ビジネスのみならず日系2世として、現地の邦人紙・北米報知(The North American Post)の発行や、日系人の高齢者福祉の観点から生まれたNPO、日系コンサーンズ(Nikkei Conscerns)の運営などアメリカの日系社会でのさまざまな文化、福祉活動にも積極的に関わってきた。

8月16日、JTBインターナショナル・カナダの創立30周年記念パーティが、ホテルバンクーバーにて、取引業者や顧客、元従業員、同業旅行会社などから約230人がお祝いに駆けつけ、総勢350名で開催された。琉球太鼓の演奏や、日本への往復航空券をはじめとする豪華なドアプライズ、社員が参加したフォトコンテストをはじめ、盛りだくさんの内容で、楽しい会となった。

成果が見える英語教育で世界に羽ばたく『鹿嶋っ子』を

茨城県南東部に位置し、鹿島臨海工業地帯、サッカーJリーグ『鹿島アントラーズ』などで名を馳せる鹿嶋市。人口約6.5万。 同市の市長、内田俊郎氏が、7月22日日曜日から27日金曜日まで、ブリティッシュ・コロンビア州の教育現場を視察するためバンクーバーに滞在した。その間、鹿嶋市における『教育改革』や英語教育への取り組みなどについて話を聞いた。

「不思議とパウエル祭の日は晴れるのよね」どこからともなく聞こえてくる会話。日系コミュニティを代表するイベントのひとつ、パウエル祭は今年も2日とも快晴に恵まれた。今年は新たなイベントエリアが加わるなど、より充実した内容となって訪れた人を楽しませた。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。