2019年7月11日 第28号

 昭和十年元旦生まれの僕は、ブラジル移民の成れの果て。長年にわたるアメリカ勤務の果てにリタイヤしてからは、カナダのトロントに安住の地を得ました。

 前世紀の最終年1999年にブラジルではサンパウロに「なつメロ合唱の集い」が発足し、老人クラブ連合会(現在の熟年クラブ連合会)で日系移民が毎月第1土曜に集まり、日本の懐かしい歌をみんな一緒に揃って? 唄ってました。ところが発起人も世話人も今では齢九十歳を超え、日本からの移住者も途絶え二十周年寸前の去年に解散されました。

 このグループの中で流行歌や歌謡曲や演歌を好まない方達が数年前に分離独立した「叙情歌の集い」は会員も増え毎月第3土曜に唄い続けてます。僕は熱帯生まれで熱帯育ちの家内の里帰りに付き合い、寒いカナダの冬には3ヶ月間ブラジルの田舎で暮らしてます。ブラジル滞在中には、どちらのグループにも発足以来毎年参加して子供の頃に学校で唄わされた懐かしい軍歌を思う存分唄ってきましたので、楽しかった前者の解散は惜しまれます。後者には事前に出席の通知をしてありますので、主宰者が去年と今年は軍歌特集をやってくれ感動しました。

 心の温かい移民仲間は有難いものです。サンパウロに1年遅れ今世紀初め2000年に発足した年4回日系文化会館に集まって唄う「トロント歌声喫茶の会」では2007年に新宿の歌声喫茶「ともしび」の常連団体さんを招き日加交歓会をやったり、十周年記念にはブラジルから老人クラブ連合会の会長さんも出席されました。トロントにはカラオケクラブも少なくなく、僕の所属する「唄おうネットでカラオケ」は毎月第3土曜、芸能愛好会は隔週土曜、仏教会は毎週月曜、他にも金光教にもカラオケクラブがあり、今月28日に日系文化会館での「懐旧の夕べ」でカラオケクラブの日系社会への貢献が表彰されます。

 日系福祉協会では認知症予防の歌の会を主宰しており、僕は第2と第4月曜の組に参加しており、他にも第1と第3月曜の組もあります。ピアノ伴奏に合わせ歌集を見ながら唄い、直後に歌集を閉じて同じ歌を唄うのです。主に童謡唱歌ですが、日本や世界の名曲も唄い楽しく和やかな集いです。

(記事提供 トロント 丸木英朗)

 


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