「ただの経由目的ではなく、観光目的地としても訪問していただきたい!」という熱い願いとともに、中部国際空港(別名「セントレア」)が主催する “Explore Central Japan Seminar 2018”が6月18日月曜日の夕方、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市にあるヒルトン・バンクーバーエアポートホテルで開催され、バンクーバーの旅行関係会社を中心に多数の人が出席した。

日本を訪れるカナダ人は2012年から毎年着実に増加している。それには近年のエア・カナダ・ルージュ航空によるバンクーバーー関西便就航や、昨年から新規就航されたバンクーバーー名古屋便などの影響もある。しかし外国人消費動向調査からも示される通り、訪日観光客が滞在する地域はやはり東京、京都、大阪を占めている。(参考資料:JNTO訪日旅行誘致ハンドブック2017)

こうした傾向をふまえて、他の地方への経由地として多用される中部国際空港は、名古屋近辺も観光地として他に劣らない、素晴らしい観光スポットがたくさん存在するデスティネーションであることを強くアピールするために、今回のイベントを計画した。

バンクーバー市ガスタウンにある家具・インテリア店Inform Interiorsで、6月13日と14日、日本から伝統工芸の職人さんによるワークショップとトークショーが開催された。京都と滋賀から4人が来加、それぞれ2回ずつワークショップを行った。

Inform Interiorsからの招きで今回バンクーバーを訪れたのは、開化堂の八木隆裕さん、中川木工芸比良工房の中川周士さん、金網つじの辻徹さん、公長齋小菅(こうちょうかいこすが)の小菅達之さん。伝統工芸を受け継ぐ若い後継者が、それぞれの持つ技術や素材を国内外の企業やクリエイターに提供するプロジェクトユニット「GO ON」に属している。海外にも広く日本の高品質の工芸品を知ってもらいたいと考える4人に話を聞いた。

「ひらがなやアルファベットが読めるようになった」「九九が暗唱できる」「ひし形と台形の違いがわかる」ーなど、子育てをしていると、同じ学齢期の子どもを持つ親御さんと、こんな会話になることがあるだろう。親として、大切な子どもの将来のため、ひとつでも多く「できること」を増やしてあげたいと願うのは当然のことだ。だが、この「できること」、すなわち目に見えて計測できる「認知能力」に焦点を当てる子育ては、本当に子どもの幸せな将来につながっているのだろうか。本紙では、バンクーバー在住のブリティッシュ・コロンビア州公認臨床心理療法士(RCC)・表現アートセラピストの加藤夕貴さんにお話を伺った。

ブリティッシュ・コロンビア州の中でも最も美しい景色の一つといわれているジョフリーレイクス。ロウワー、ミッド、アッパーの3つの湖の美しさは、まるで森の神様からの贈り物。約5キロに及ぶハイキングコースがある。ハイキング開始すぐはロウワーレイクで気分を一気に上昇、そこから淡々とハードな上り坂が待ち構えているが、ミッドレイクに到着すれば、息を飲むような絶景。そしてマイナスイオンをたっぷり味わえる滝を通過し、ついにフィナーレ、アッパーレイクに到着。そこにはこれまで見たこともない、美しいブルーの湖が広がっているのだ。

バンクーバーから3時間半ほどで行けるこの神秘的なスポット。この夏、ぜひジョフリーレイクスに行ってみよう! 憧れのジョフリーレイクスへの行き方、注意点、ノウハウなどをたっぷりとご紹介します!

7月1日はカナダの建国記念日、カナダデー。コンサートや花火など、グレーターバンクーバーでは、ことしもさまざまな催し物がある。建国151周年となるカナダの文化や歴史を感じながら、家族や友人と過ごす絶好の機会だ。活気あふれるカナダデー・イベントを満喫しよう!

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。