2020年3月12日 第11号

2月22日、日系カナダ市民協会(JCCA)主催(協力・隣組)の敬老会がブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館で開催され、約150人のシニアが集まった。

 

会を楽しく盛り上げた彩月会の皆さんと羽鳥隆総領事

 

●ゲストスピーチに ロレーン・オイカワさん

 会はJCCA会長ジュディ花沢さんの挨拶、羽鳥隆在バンクーバー日本国総領事による乾杯の音頭でスタートし、続いて全カナダ日系人協会(NAJC)会長のロレーン・オイカワさんが、第2次世界大戦中、強制収容所に送られた日系人たちの名誉回復の運動を、NAJC は今後も精力的に行うという主旨のスピーチを行った。

●散歩にエアロビクス−健康維持増進に励む人たち

 昼食の時間、記者は参加者の人たちに日頃実践している健康法を聞いて回った。 「週に2度コミュニティセンターのエアロビクスのクラスに通っています」(アナ・タカシバさん)、「コミュニティセンターのプールで行うアクアフィットネスに週3回、バドミントンのクラスに週1回参加しています」(匿名希望)、「アクアフィットネス、シニアフィットネスのクラスに通い、家でもつま先で歩くなどの運動をしています」(細沼利江さん)、「どこへ行くにも車を使わず歩くようにして、バランス感覚をよくする運動も家で行っています。自分の健康は自分で責任を持たないといけませんから」(ドロシー・マツネさん)。「ユーチューブでラジオ体操やエアロビクスの中年用の運動を検索して、それを観ながら運動しています」という匿名希望の夫妻は、奥さんがチェック表を作り、ご主人が運動をすると奥さんが印を付けるという。「やらないと花丸がもらえないので」「運動するとあなたの血圧が下がるのよね」という夫婦のやり取りが微笑ましい。また背筋のすっとした女性(メアリー・オカベさん)に声をかけたところ、運動法は「毎日1、2ブロック歩くこと」だという。恐れながら年齢を尋ねると92歳と答えてくれた。

踊りで会場の熱気が高まった

 エンターテイメントでは、マーティン・コバヤカワさん、サチコ・ヤマグチさん、ピエール・グエメスさんのギターに、さわぎ太鼓のメンバーがボーカルに加わって、ビートルズの曲や『上を向いて歩こう』ほかが披露された。そしてさわぎ太鼓による情熱的な演奏が続いた。その後、会場参加型の催しとしてラジオ体操が行われて体がほぐれたところに、『きよしのズンドコ節』『炭坑節』ほかの曲を日本舞踊グループ・彩月会のリードで踊り、会場全体が熱くなった。

 会の最後は恒例の最年長者、年女・年男、ドアプライズの発表が行われ、日系企業などからの寄付の品々が贈呈されてお開きに。今回もボランティアの人たちの細やかなサポートぶりが印象的な敬老会だった。

(取材 平野香利)

 

司会を務めたジュディ花沢さん

 

昼食をとりながら交流を

 

最年長者のギフトを手にする100歳のジョージ・ウエスギさん

 

多くの人が立ち上がって体操に参加した

 

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は今号をもちまして終了いたします。

しかし、日系コミュニティーに支援されて41 年余り続いてきた新報を存続させたいとの思いから、オンラインによるウェブサイトでの情報発信を継続することになりました。

SNS を含むオンラインは、弊紙で記者をしておりました三島直美と西川桂子が、責任者として引き継ぎ新体制で再出発する予定です。

今後も引き続き、ウェブサイトの閲覧をよろしくお願いいたします。