2018年1月25日 第4号

 ブリティッシュ・コロンビア州ジョン・ホーガン州首相は17日、ケローナ・ウエスト選挙区の補欠選挙を2月14日に実施すると発表した。同選挙区は、昨年8月4日に辞職した自由党クリスティ・クラーク前州首相の選挙区。

 自由党からはベン・ステュワート元BC自由党議員が立候補を表明している。ステュワート元議員は、同選挙区(当時はウエストサイド・ケローナ選挙区と呼ばれていた)で2013年に再選を果たした。しかし、この選挙でバンクーバー‐ポイント・グレイ選挙区から再選を目指したクラーク前州首相が落選したため、クラーク前州首相に議席を譲る形で同年に議員を辞職した。その後の補欠選挙でクラーク前州首相が当選した。

 今回はそのステュワート氏が議員に返り咲くチャンスとなる。対抗馬は、与党新民主党(NDP)からシェリー・クック氏が、グリーン党からはロバート・ステュピカ氏が立候補を表明している。

 またこの日は、ホーガン州首相がアジア各国を歴訪することも発表した。訪問先は、BC州と姉妹州を結んでいる中国・広東と韓国キョンギドのほか、東京も訪問する。貿易促進が目的の今回のアジア3カ国訪問には、ブルース・ラルストン雇用相、ジョージ・チョウ貿易担当相が同行する。今月21日に中国に到着し、27日に東京を訪問する。

 

 

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