2017年11月9日 第45号

 カナダ保健庁は2日、消火器に関するリコールを発表した。ノズルが詰まったりして消化液を放出しない恐れがあるほか、ノズルを火元に向けようとして力を加えると、ノズルが本体から外れる危険性もあるという。

 対象となる消火器は、キディ(Kidde)とガリソン(Garrison)の2ブランドで、プラスチック製のハンドルを装着したタイプか、プッシュボタン式の消火器。

 プラスチック製ハンドルタイプは、1973年1月1日から2017年8月15日にかけて販売されたもので、プッシュボタン式は1995年8月11日から2017年9月22日まで販売されていた。

 カナダでのリコールは、ケディ社と米国消費者製品安全委員会が合同で発表したものに基づいている。米国内では3700万本の、カナダ国内でも270万本の消火器が対象となる。カナダ国内では、消火時に消火剤が放出されなかった事故が2件、メーカーに報告されているという。

 対象となる消火器の製品番号については、カナダ政府のウェブサイトを参照のこと
(『healthycanadian』、『recall』、『fire』、『extinguisher』で検索。)

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。