ジャスティン・トルドー首相は6日、トロントの公共交通機関TTCに連邦政府として最高で8億4000万ドルを支援するとトロントで発表した。

 TTCは地下鉄やバス、トランジットシステムの改善などに充てるとしている。トルドー首相は「信頼できる公共交通機関は便利というだけでなく、今や必須なもの」と語り、トロントにとって公共交通機関の改善をするには、最良の第一歩になるだろうと語った。

 連邦政府は今年3月に発表した予算案で全国の公共交通機関を支援するためのトランジットマネー34億ドルを計上。今回もそこから捻出される。

 トロントは今年中に支援金を受け取れること、連邦政府が承認されたプロジェクトの50パーセントを負担すること、支援金はトロントがその使い道を自由に決められることなどが特徴的と政府は強調している。

 同様の支援は、ブリティッシュ・コロンビア州メトロバンクーバーのトランスリンク社へもすでに発表されている。

 

System.String[]

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。