バンクーバー市は23日、ことし6月から自転車シェアリング制度を開始すると発表した。同制度の導入は約7年前に提案されたが、ようやく実現する。

 管理運営するのはサイクルホップ・カナダ。5年契約で、市が500万ドルを支援する。まずは自転車1000台を100カ所に配置。ことし中にさらに500台、50カ所増やす予定になっている。導入されるのはスマートバイクで、スマートフォンやカード、支払いスタンドと連動する。ヘルメットの貸し出しもあり、こちらは無料。

 範囲はダウンタウンを中心に、西はアビュータス通り、東はメイン通り、南は16通りとなる。

 サイクルホップはカナダではオタワで同様のサービスを提供しているほか、アメリカでもロサンゼルスやフェニックス、アトランタで提供している。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。