2019年10月17日 第42号

令和元年度外務大臣表彰を受賞したブリティッシュ・コロンビア日加協会の表彰式が10月8日、在バンクーバー日本国総領事公邸で行われた。歴代の会長や理事など約30人が出席し、代表として同協会新会長のドナルド・キャンベル氏に、羽鳥隆総領事より表彰状が授与された。

 

(左から)羽鳥隆総領事と歴代の会長ほか。ロバート・フェアウェザー氏、スティーブン・アーチャー氏、ラッセル・マーク氏、モリース・フェリス氏、ドナルド・キャンベル氏(現会長)、ジョン・タック氏

 

日本とカナダとの相互理解の促進に寄与

 外務大臣表彰は、多くの人が国際関係の様々な分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体についてその功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としている。

 外務省によると、今年度は個人206人と63団体が受賞(うち国内在住受賞者は31人の個人、8団体。海外在住受賞者は175人の個人、55団体)。ブリティッシュ・コロンビア州ではブリティッシュ・コロンビア日加協会が、日本とカナダとの相互理解の促進に寄与した功績により受賞した。

 

カナダとアジアの国の間で最も古い団体

 1928年、日本政府とカナダ政府の間で外交関係開設が合意された年に、カナダの実業家が集まり、両国の友好と理解を深めることを目的として、バンクーバー日本協会を設立。この会は1992年に、ブリティッシュ・コロンビア日加協会として名称を変更した。

 同協会は、両国のビジネス環境改善に資するため、カナダ下院議会にて二国間経済パートナーシップ協定の推進を図るよう証言を行ったほか、両国間のネットワーク拡大のための官民の要人を招いた講演会・セミナーを開催している。また、2004年の高円宮殿下のバンクーバー訪問記念レセプションを開催したり、ブリテッシュ・コロンビア州首相を招いた講演会なども開催している。

 これらの活動を紹介した羽鳥総領事は「長年にわたる貢献に感謝するとともに、来年の東京オリンピック・パラリンピックで日本を訪れるカナダ人や二国間の経済交流においても重要な役割を果たしてくれることを期待しています」と述べ、河野前外務大臣からの表彰状をドナルド・キャンベル会長に手渡した。

 

大切なのは人と人との関係

 ドナルド・キャンベル氏は元駐日カナダ大使で、これまでゲストスピーカーとして同協会に携わってきたことでも知られている。「二国間の友好・経済関係において大切なのは、人と人との関係、コミュニケーションであると思います」と述べ、1968年に会長を務めたジョン・エリス氏(現在104歳)、モリース・フェリス氏、故ジャック・マッケオン氏(10月2日死去)ほか、1990年代以降に会長を務めたスティーブン・アーチャー氏、故ジョン・パウルス氏、ラッセル・マーク氏など歴代会長の名前を読み上げ感謝と敬意を示し、今回の受賞は大変名誉なことであると語った。

 副会長のラッセル・マーク氏によると、6月にスティーブン・ナギ国際基督教大学教養学部上級准教授を招いてセミナーを開催した。今後もこうしたゲストスピーカーを招いてのイベントを多く開催していきたいとのこと。

(取材 ルイーズ阿久沢)

 

表彰状

 

冒頭で挨拶した羽鳥隆総領事

 

出席者のみなさん

 

 

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