2019年5月9日 第19号

40年の歴史を持つSkydive Vancouverには、連日多くの人々がスカイダイビングをしにやってくる。ここはアボッツフォード郊外にあり、ダウンタウンから高速を使って1時間半ほどで行くことができる。先に多くの人が気になる価格を伝えると、初心者の場合$279+税からとなっており、日本で飛ぶよりは比較的安価で飛ぶことが可能である。バンクーバーの中心地からのアクセスが悪くないこともあり、夏季には1日に100人もの人々が飛ぶそうだ。

 

後ろのインストラクターの突然のジャンプにより記者が恐怖を感じている時の1枚

 

 飛ぶまでの流れとしては、まずその時間帯に飛ぶ人が集まるまで待ち、5分ほどで着替えハーネスなどの安全用の器具をつけ、5分にも満たないレクチャーを受け、その数十分後には飛行機に乗り込み、飛ぶことになる。未体験ではレクチャーなどが思いの外少ないと感じるかもしれない。しかし本番で一緒に飛ぶインストラクターからの指示を待って、空中で手足を動かすぐらいしかないため、実際に飛んでみると彼らが必要最低限の説明をしていることがわかるだろう。

 あくまでも記者の感想だが、実際に飛行機に乗るまで上空4000mから飛び降りる実感があまり湧かず、怖くなってくるのは飛行機のドアが開いてからで、落下してから数秒ぐらいしか怖さを感じなかった。その数秒を過ぎると体内でアドレナリンが放出されるのか、自分の中で高揚感が生まれ、気づいたら楽しんでいた。しばらくするとパラシュートが開かれ、数分後、新たにパラグライダーが出てきて、そこからまた数分間滑空し着地地点へと向かう。

 スカイダイビングは世間的にやりたい人とやりたくない人に二分される。決して安いアクティビティではないが、体験してみることを強く勧める。記者は絶叫マシンが大の苦手で、フリーフォール系の乗り物に関してはトラウマさえあった。このような記者ですら意を決して飛んでみると、怖かったのは最初の少しだけで、この体験の大部分は楽しかったという一言に尽きる。だから、高さが苦手な人も飛びたいという気持ちさえあれば飛べると思う。人生観が変わるというつもりはないが、この体験をすることにより少し物事への挑戦する気持ちが育まれると思う。特に最近面白いことがないと思っている人は、ぜひ飛んでみてほしい。

(取材 久保健太郎)

 

この時には恐怖もかなり薄れ、フリーフォールを楽しめるようになっていた

 

 

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