2018年7月5日 第27号

6月26日、バンクーバー市のコースト・コール・ハーバー・ホテル内のレストラン、プレストンにおいて、バンクーバー日系経済団体連絡協議会主催の、在バンクーバー日本国総領事館の飛矢崎峰夫領事と石川征幸領事の歓送迎会が催された。経済担当の領事として3年間の勤務を終え日本に帰国する飛矢崎領事を送ると共に、後任として6月21日から着任した石川領事を迎えるため、36人が参加し盛会となった。

 

飛矢崎峰夫領事(前列中央)1人おいて石川征幸領事。歓送迎会に出席した皆さんと

 

◆ 会話の花が咲いた歓送迎会

 この歓送迎会には、バンクーバー日系経済団体連絡協議会に所属する各団体から代表者が出席した。企友会の理事である岡本裕明さんが進行を務め、飛矢崎領事への感謝の気持ちを伝え、また石川領事との今後の活発な交流を期待する挨拶をした。

 飛矢崎領事は、約20年前に研修生としてオタワに滞在した時、カナダの合理的な物ごとの進め方など日本との違いを感じたという。時が経つにつれ、両国ともにいろいろな面で変化してきてはいるが、日本とカナダの関係は、政治的にも経済的にも大切なものであると感じていると話した。これから夏の素晴らしい気候を迎えるバンクーバーを去ることが残念でならないと笑って話し、またこの地を訪れることがあるのを楽しみにしていると語った。続いて挨拶した石川領事は、飛矢崎領事が築いてきた日系団体などとの良い関係を継続していけるようにしたいと語った。

 その後、建友会会長の吉武政治さんが、2人の領事の健康と今後の活躍を祈念して乾杯の音頭を取った。乾杯の際に振舞われた日本酒は、アーティサン・サケ・メーカーの白木正孝さんが提供したとのことだ。続いての歓談の時間には、両領事と参加者が和やかに会話を交わし、会場は楽しい雰囲気に包まれていた。また、飛矢崎領事へのメッセージを集めた寄せ書きが贈られるなど、集まった人たちの温かい心遣いが感じられる会となった。

 

◆ 両領事に聞く

 飛矢崎領事は、バンクーバーでは日系の団体が多岐にわたる分野で結成されており、その多様性は世界的に見ても珍しいものではないかと話す。そして、「みなさん一人ひとりがいろいろなことに関わっており、この地に根づいてそれぞれが輝いておられます。私からするとまぶしいような方々ばかりでした。それが一番印象に残っています」という。「仕事がら、そういった方々と接する機会が多く、いろいろと勉強させていただきました。私の方からはこれといった貢献はできなかったかもしれないのですが…。本当にここに来て良かったと思いました」。帰国後は、経済産業省貿易経済協力局の通商金融課国際金融交渉室長の職に就くことになっているという。

 飛矢崎領事の後を継いで経済担当として着任した石川領事は、1993年に通商産業省(現在の経済産業省)に入省。これまでAPECやOECDなどの国際会議に携わっており、直近では、中小企業庁において外国政府と中小企業協力を深める業務に従事しているという。着任に際して、「カナダとの二国間に関する業務は初めてですが、アジア太平洋の玄関口であるバンクーバーは、特に日本との結びつきが強く、(今回の歓送迎会で会った)皆さまをはじめ、さまざまなビジネス関係者のご協力をいただきながら、日加間の経済協力を深めていきたいです」と語った。

(取材 大島多紀子)

 

飛矢崎峰夫領事。贈られた寄せ書きを手に

 

石川征幸領事(左)とカナダ三井物産バンクーバー支店長佐野亨氏

 

 

 

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