2018年2月15日 第7号

3月10日、バーナビー市所在の日系文化センター・博物館(6688 Southoaks Crescent, Burnaby )が熱くなる。

 

「みなさんのおかげで日本での研究支援にも協力でき、成果が上がっている。とても感謝しています」とテリー・フォックスの兄のフレッド・フォックスさん(写真左)と吉川英治さん(右)

 

 骨肉腫で右足を切断後、「自分と同じように苦しむ人を作りたくない」とガン撲滅の研究資金集めを志した。そして義足で走ったカナダの東海岸からの143日間連続、計5373キロ。カナダで誰もが認める英雄、それがテリー・フォックスだ。テリー・フォックス財団の国際部ディレクターであるロンダ・ライゼブローさんは語る。

 「みなさん、こんにちは! この度、テリー・フォックスのドキュメンタリー映画を日系センターにて上映の運びとなりました。各学校や町での Terry Fox Run (TFR)は、テリーの偉業から38年経った今も、日本も含め世界30カ国以上で行われ、ガン研究のために使われる寄付金は、日本の研究機関にも送られています。

 みなさんの援助のおかげで、例えば、テリー自身の命を奪った骨肉腫は、『Marathon of Hope(希望のマラソン)』が行われた1980年当時は回復率が15%程度だったのに比べ、現在では回復率80%までに躍進しました。当地の日系人の方たちを通じ、日本の方々の支援に深い感謝を込めて、テリー・フォックスの映画『I HAD A DREAM』上映会を企画しました。ご家族でぜひお越しください」  

 

映画『I HAD A DREAM』

 家族、ジャーナリストなどの貴重なコメントを綴りながら、テリー・フォックスに同行して撮られたドキュメンタリーが完成したのは「希望のマラソン」の翌年1981年。随行撮影ならではのインパクトの強い映像には、これまであまり人の目に触れていないものも多い。

 「いい映画のみを五千本くらい観たけど、その全部を一本に束ねたような30分。まさに奇跡を目前で繰り広げるテリーに惹き寄せられ、静かに回るカメラは、人の最大課題『生きる意味』をごく自然に決定づけたマジカルな作品。テリー青年の気高いジャーニーを若い人たちが知った時に、世界は新しい旅を始める」とテリー・フォックス日本大使の吉川英治さんは語る。
テリーが熱い青春を送ったこのバンクーバーに生きる人たち、必見の映画だ。

(取材 平野香利)

 

 

 

 

 

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