4月27日バンクーバー・ホワイトキャップスFCは、BCプレースでカンザスシティー・スポーティングと対戦し、1対1で引き分けた。ワントップのFWに工藤選手を置く4-2-3-1の布陣で臨み、前半14分にボラニオス選手のボレーシュートで先制したものの、27分に追いつかれ、後半はワストン選手がレッドカード(イエローカード累積2枚)で退場して防戦を余儀なくされた。今シーズンから加入した工藤選手は先発出場したが後半に交代、初ゴールはならなかった。

 

相手のマークをはずしドリブルする工藤選手

 

4月27日(18,836)
バンクーバー ホワイトキャップスFC  1 - 1  カンザスシティー・スポーティング

 試合開始早々の3分、左からのクロスに工藤選手が頭で合わせたが、惜しくもゴールはならなかった。12分にも自らのドリブルからシュートを放ったが、相手ディフェンダーに当たってゴールの外へ。

 しかしその直後の14分、左コーナーキックに合わせたMFボラニオス選手が、左足で技ありのダイレクトボレーシュートをゴール左上に決め先制。

 だが27分、自陣ゴール前の縦パスに合わせたスポーティングのFWルビオ選手に、シュートを決められ同点となる。

 31分には相手のクロスからのシュートを、GKオーステッド選手がファインセーブを見せるなど、随所に好守も見られた。

 34分、左からのクロスが相手ゴール前でディフェンダーにあたり、こぼれ球を工藤選手が合わせるがGKに阻まれる。

 後半に入り、50分にDFワストン選手がこの日2枚目のイエローカードを受け、退場処分となる。ここからホワイトキャップスFCは10人となり、自陣での引き気味の戦いを強いられた。

 64分には工藤選手がリベロ選手と交代、観客の大きな拍手を受けながらピッチに一礼してベンチに下がった。

 試合はこのまま1ー1のドローで終了した。

 ホワイトキャップスFCのロビンソン監督は「前半はどの選手も持ち味を出していた。勝利は目の前にあったが、相手が良いチームだと簡単には勝てない。10人になってから点を与えなかったこと、特に終盤のプレーはすばらしかった」と語った。

 

試合後、工藤選手にインタビュー

 「今日の試合にかける気持ちは強かったので、結果的には悔しいです。ゴール前でボールを呼び込む動きとシュートを意識していたので、退場者が出て10人になる前にゴールを決めたかったです。 

 今日の位置取りは前線で起点になるというよりも、ホワイトキャップスFCの中盤の選手たちにはテクニックがあるのでボールを持たせて、自分は無理に球を取りに行かず高いポジションでスペースを作ることを意識し、好機を待ちました。メジャー・リーグ・サッカー(MLS)はロングボールが多く、また前線で体を張りタメを作ることが要求されることも理解しています。

 他の選手がボールを持った時は自分の動きを見てくれているので、連携に対する手応えはつかんでいます。ピッチでは身振り手振りも含めて、できる限り自分の要求を伝えたいと思います。

 後半に交代したリベロ選手とは、ともにFWで出場した時にはお互いの持ち味を出し合い、良きライバルとしてもチームに貢献し、求められているゴールによる得点をめざしたいと思います。

 交代に関しては悔しかったですが、10人に減ったあとの戦術に対しては納得しなければならないので、割り切っています」と、次の試合に気持ちを切り替えていた。

(取材 古川 透)

 

 

ディア(右)の厳しいマークを受けながらドリブル突破するボラニオス選手

 

試合前に観客席に手を振る工藤選手

 

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