本6日、午後2時30分から約20分間、岸田文雄外務大臣は、キャロライン・ケネディ駐日米国大使(Ms. Caroline Kennedy, U.S. Ambassador)と北朝鮮問題について意見交換したところ、概要は以下のとおりです。

1 冒頭、岸田大臣から、今回の北朝鮮の行為は、地域と国際社会の平和と安全に関わる安全保障上の重大な脅威であり、我が国として到底容認できるものではなく、強く非難する、日米で緊急会合の開催を求めた国連安保理での対応を含め、米国、更には韓国等の関係国と連携を密にしたい旨述べました。

2 これに対しケネディ大使から、いかなる国連安保理決議違反も非難する、北朝鮮に対し、国連安保理決議や国際的な約束を遵守するよう求めたい、日本を始めとする同盟国と国連での協力を含め、緊密に連携していきたい旨述べました。

3 両者は、今回の北朝鮮による行為は累次の安保理決議や六者会合共同声明に明白に違反するとともに、地域及び国際社会の平和と安全に対する重大な挑戦であるという点で一致し、今回の行為を強く非難しました。

4 また、両者は、情報の共有や国連安全保障理事会における対応を含め、日米の緊密な連携の重要性で一致しました。

外務省プレスリリース

平成28年1月6日 

 

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