2016年5月26日 第22号

 いつのまにか今年77歳。卒中を患って両手麻痺を乗り越え、今は難聴だけれど、よーく生きてきたなぁーとしみじみ思う。

 いつだったか、よく当たる「子どもの占い師」が佐賀にいるから行ってみないかと桐島洋子さんに誘われた。その占い師は浅草の浅草寺の観音さまと友達だと言っていた。あの時、自分はわくわくしながら、総勢、洋子先生、お嬢さんのノエルさん、お花の先生だがどうやら土地の顔役みたいな世話好きおばあさん一人、それに私の4人かぁ、はてな?もう一人いたかもしれない。どうしてかって、誰かが車の運転してくれたわけだから…。そして、とにかくそこで色々占ってもらって、桐島洋子先生は前世では大名で、私はその家来だったそうだ。終わりにもっと何か聞きたいことはあるかと言うので、「私の寿命は?」と聞いたら「本当に聞きたいですか?」と念を押し、「そうですかぁ、75歳です。でも延命願いもできるよ」と彼は言った。つまり、延命願いをすれば最初の5000円の上に、上乗せして見料を支払うわけだ。けちして延命願いはしなかった。それに、あの時はまだ若かったから75歳まで生きたら充分と思えた。まあ、とにかく、延命願いをせずに現在に至っているわけだが、死ぬはずの「75歳」を、何だかするーっと通りこして、もう77歳だ。あの時、延命願いをすると7〜8年は長生きができると彼は言っていたっけなぁ。当たるも八卦、当たらぬも八卦だなぁ。

許 澄子

 

 

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