2020年3月12日 第11号

 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が各方面で出ている中、最も影響を受けている業界の一つ航空会社では、運休減便が相次いでいる。

 エアカナダは10日、イタリアへの直行便を全便運休すると発表した。3月11日から5月1日まで実施される。イタリアで新型コロナウイルスの感染が拡大しイタリア政府による対策の影響で、需要が見込めないためと説明した。11日のローマ発モントリオール着が休止前最後のフライトとなった。

 エアカナダはすでに中国の北京と上海への直行便を1月末から全便運休していたが、2月25日にはさらに4月30日まで運休を延長すると発表した。またトロント・香港線を5月30日まで運休し、その間はバンクーバー・香港線で対応すると発表。韓国での感染拡大を受けトロント・ソウル線も4月1日から30日まで運休し、バンクーバー・ソウル線で対応すると発表している。現時点で日本への直行便の運休、減便は発表されていない。

 香港に本社を置くキャセイパシフィック航空は3月5日バンクーバー支店を閉鎖すると発表した。すでに客室乗務員などには通知しているという。149人が解雇される。ただしパイロットは対象外としている。キャセイパシフィックは、昨年香港で起きた若者による大規模デモによる影響で2019年後半の業績が悪化、加えて新型コロナウイルスの影響でさらに打撃は大きくなると予想されている。しかし今回の閉鎖発表は、デモや新型ウイルスが影響する前から業績不振で再編を計画した一環とみられる。2019年にはトロント支店も閉鎖している。キャセイパシフィックは1983年からバンクーバー・香港線を就航。バンクーバー支店閉鎖は2021年6月26日と発表している。

 

 

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