2018年10月18日 第42号

 カナダポスト労働組合(CUPW)は16日、早ければ来週にもストライキに入ると発表した。現在交渉中の労働協定で合意できなければ、22日にもストライキが実行される。

 ただストライキはローテーションで実行され、全国一斉に郵便物の集配が止まるわけではないという。

 ストライキの規模は、交渉次第ということで今後の交渉の行方が注目される。

 CUPWは年収の3.5パーセント増加や職員の健康や安全を確保する条件を提示しているという。

 一方カナダポスト側も声明を発表し、CUPWの要求にできるだけ応える条件を提示していると説明している。

 カナダポストによれば、ストライキになった場合も、引き続き集配は行われるという。ただ通常よりは「少し時間がかかる」と語っている。

 両者はすでに約1年交渉を続けているが、合意には程遠いと労働組合側は語っている。組合員は今年8月に圧倒的な賛成多数でストライキを承認している。

 ストライキに入る場合は、通常の72時間前通告ではなく、5日前通告とするとも語っている。

 

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