2017年2月9日 第6号

 連邦保守党の党首選に先月立候補を表明したケビン・オラリー氏が、自身が以前に体験した射撃場での銃乱射映像を2日に自身のフェイスブックに投稿して非難を浴びた。

 その日は、先月29日ケベック州ケベック市で起きたモスク銃撃事件で犠牲になった6人のうち、3人の葬儀が行われた日だった。投稿は葬儀が始まる少し前で、オラリー氏側はすぐに投稿を削除、不適切だったとのコメントを発表したが非難は収まらなかった。

 4日に行われた党首討論会でも、映像について他の候補者から批判の声が上がった。この日、ノバスコシア州ハリファックスで行われた保守党党首討論会では、オラリー氏を含め初めて14候補全員が揃った。知名度の高いオラリー氏を攻撃する場面も見られたが、内容は概ね保守党が自由党との違いを明確にしている環境問題や犯罪法の厳格化、経済活性化について、各候補が主張した。

 

 

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