2016年12月8日 第50号

 オンタリオ州のナイアガラ・フォールズが、新しい照明設備でライトアップされるようになった。

 過去20年間にわたり、白熱(ハロゲン)電灯で照らされてきたナイアガラ・フォールズだが、1日からはエネルギー効率の高いLEDを用いた照明設備によって、様々な色にライトアップされるようになった。

 カナダ側のホースシュー滝を照らすタワーは、その真横にあるテーブル・ロック・センターに、アメリカ滝とブライダルベール滝については、対岸のカナダ側に設置されている。

 滝を管理するナイアガラ公園委員会によると、400万ドルの予算をかけたLED化により、使用電力を削減しつつ約2倍の明るさでライトアップすることを実現したという。また色の範囲も広がったほか、プログラムで光を自在に操ることも可能になった。

 なおナイアガラ・フォールズが最初にライトアップされたのは、1860年のこと。この時は航海用信号灯200個が用いられた。また電化されたのは、1879年。

 ライトアップのスケジュールは、月ごとに変わる。詳細は、ナイアガラ公園委員会のウェブサイトで確認できる(『Niagara』『Falls』『illumination』で検索)。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。