ブリティッシュ・コロンビア州サレーで24日、パーティーに向かうために呼んだタクシーの運転手が酒に酔っていることに乗客が気づき、警察に通報する事件が起きた。

 タクシーを待っていた3人の女性は、着いたタクシーに乗り込むと同時に、車内に充満するアルコール臭に気がついたという。また運転手は、家の前の芝に乗り上げて停車したことにも気がつかないほど、意識がもうろうとしていた。

 女性らはすぐに車から降り、このことを知らされたそのうちの1人の父親が、自分の車でタクシーをブロックして警察に通報した。到着した警察官によるアルコール検査の結果、90日間の自動車の運転禁止と、30日間のタクシー車両の差し押さえが科せられた。また運転手が所属していたタクシー会社パシフィック・キャブスは、今後この運転手を雇うことはないと取材に答えていた。

 

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