ブリティッシュ・コロンビア州で4日より、アルコールに関する条例が緩和され、ホテルで深夜にアルコールのルームサービスを頼むことが可能となった。
今までは、施設内のバーが営業している時間に限られていた。今回の緩和により、食事も提供できる場合に限られているものの、ホテルやリゾートといった宿泊タイプの施設では、同じ施設内にお酒を扱えるバーなどがあれば24時間、いつでもルームサービスでアルコールを提供できるようになった。
この緩和についてBC州ホテル協会は、州政府のホテル業界を支援する姿勢を評価するとともに、利用者の便宜が向上することを歓迎している。
また酒類販売業連盟も、今回の決定は長年求めてきた「理にかなった条例緩和」だと賞賛している。
今回の緩和は、BC州の時代遅れとなったアルコールに関する条例の見直し作業の一環で実現した。この見直しで73件の勧告がなされ、これまでにファーマーズマーケットでのアルコール販売や、バーやレストランのハッピーアワーなど39件が実現されている。
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