ジャスティン・トルドー首相は18日、保守党ローナ・アンブローズ暫定党首と、カナダ経済について話し合いを持つことを明らかにした。

 これはアンブローズ暫定党首から公式に要求したもので、それにトルドー首相が応じた。アンブローズ暫定党首は、「3つのカギとなる経済戦略」を提案するとし、一つは負債の増加を制限すること、二つ目は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に批准すること、そして世帯の所得分割納税を導入すること。これらはどれも保守党前政権が進めていた政策だった。

 アンブローズ暫定党首はさらに、自由党が選挙期間中に公約した年間約100億ドルの赤字予算となる経済刺激策は、回復する余地がないほど厳しいと指摘した。

 トルドー党首はこの日の記者会見で、アンブローズ暫定党首との話し合いを楽しみにしていると記者団に語った。

 

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