Solo: A Star Wars Story • Adrift • Learning Into The Wind: Andy Goldsworthy


 

Solo: A Star Wars Story

スター・ウォーズを思わせる光景 2018 ©Lucasfilm Ltd.

 

若いハン・ソロとチューバッカの出会い

スター・ウォーズからスピンオフしたハン・ソロの話。製作の途中に監督、カメラ、編集が降板させられ、残った約1/4のシーンはロン・ハワード監督が担当した。ハン・ソロといえばベテラン俳優ハリソン・フォードを思い浮かべるが、今回は彼から助言をもらった若手俳優オールデン・エアエンライクが主演。遥か遠いギャラクシーの中で危険な犯罪から身を守るソロ(エアエンライク)は、ふとしたことから未来の相棒チューバッカと悪友ギャンブラーのランド・カルリジアン(ドナルド・グローヴァー)に出会う。共演にウッディ・ハレルソン、エミリア・クラークなど。

PG 2:15 hr

上映:Fifth Avenue Cinemas (19+), Scotiabank Theatre, Cineplex Cinemas Marine Gateway and VIP, Cineplex Cinemas Esplanade, Cineplex Odeon Park & Tilford, Cineplex Cinemas Metropolis, SilverCity Riverport, Cineplex Cinemas Coquitlam and VIP, Cineplex Cinemas Langley, Landmark Cinemas New Westminster

 


 

Adrift 

主役の二人 2018 ©STX Films

 

愛する人を守って生還するロマンス・ドラマ 

監督はアイスランドのバルタザール・コルマウクルで、実在したアメリカ人カップルの奇跡のサバイバルを描く。1983年、タミー・オルダム(シャイリーン・ウッドュリー)とリチャード・シャープ(サム・クラフリン)は、太平洋の真ん中で大きなハリケーンに遭い、ボートは難破し、リチャードは立ち上がれないぐらい大きなケガを負ってしまう。全ての通信が途絶え、救助される見込みを失った二人は、それでもお互いを励ましあいながらハワイを目指す。

PG 1:37 hr

上映:Cineplex Odeon International Village, SilverCity Riverport, Cineplex Cinemas Coquitlam and VIP, Cineplex Cinemas Langley, Landmark Cinemas New Westminster

 


 

Learning Into The Wind: Andy Goldsworthy

映画のシーン 2018 ©VIFF

 

心を癒してくれる自然のアート 

2013年、「観賞後に観客が後悔しない作品を提供したい」と話したドイツのトーマス・リーデルスハイマー監督。バンクーバーで教授もしていた監督は、静かで美しい写真のようなドキュメンタリー映画で知られる。今回も前作 『リバース・アンド・タイド』と同様、石、土、雨などの自然素材をつかうランド・アーティスト、アンディー・ゴールズワージーを追う。全てのアートはやがて自然界にとけ込んでしまうため、監督はフランスからサンフランシスコまで彼の作品を追って、その素晴らしさを映像に残そうとする。作曲家のフレッド・フリスが、催眠術にかかってしまうようなリズムのサントラを担当。

19+ 1:32 hr

上映:Vancity Theatre
6月1日  5:30 PM
6月2日  6:30 PM
6月4日  6:30 PM
6月6日  6:30 PM
6月7日  8:50 PM

 

(文 ジェナ・パーク)

 

映画 年齢制限
PG 保護者の同伴が望ましい。
PG-13 13歳未満は保護者の 注意や指導が望ましい。
14A 14歳以下は保護者の 同伴が必要。
18A 18歳以下は保護者の 同伴が必要。
19+ 19歳以上のみ。
G 制限なし。 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。