2019年10月17日 第42号

世界中のスキーヤーとスノーボーダーが憧れるウィスラー。

2つのスキー場を合わせたコース数は200以上もあり、最長コースは11キロもある。 近年、新しいゴンドラの開発で、コースからコースへのアクセスは抜群に良く、世界中のスキーヤー、スノーボーダーを虜にしている。

スキー場のために計画的に開発されたビレッジの街並みも美しく、ゴージャスなウィンター気分で至福な時間を味わえる。

そんなウィスラーにはバンクーバーから2時間ほどで行けるので、今年こそ絶対行きたいものだ。憧れのウィスラーの滑り方をご紹介しよう。

︎いよいよシーズンイン!憧れのウィスラーに滑りに行こう

格安リフト券の買い方

 近年ウィスラーのリフト券はとても高く驚かされる。シーズンピークに窓口でチケットを買えば、200ドルを超えることも。リフト券が、2万円もするなんて、我々日本人の感覚からしたら驚くが、今、世界のトップレベルのスキー場の価格は、同じように高くなっているのだ。

 そこで考えたい、安いリフト券の買い方。

 まずは、日程さえ決まっていれば、できる限り11月15日までに、インターネットか電話で買うこと。ウィスラーの公式サイトによれば、その値段はどこよりも安いことを保証しているとのことだ。  

https://www.whistlerblackcomb.com/

 次に考えたいのは、シーズンパスだ。

 これは、シーズン中に何度か滑れるような人だけに限られるが、とてもお買い得なチケット。特にオススメは、EPIC PASS(エピックパス)でこのシーズンパスを購入すれば、ウィスラーと提携しているグループスキー場も滑り放題だ。残念ながら、カナダのスキー場で提携しているところは少ないが、同じBC州ならファーニーでも滑れる。ほかにもコロラドのベイルやブリッケンリッジ、さらには日本の白馬とも提携している。日本の旅行中にこのEPIC PASSで白馬でスキーを楽しむことができる。

(注:白馬の方は7日間まで滑ることができる。)

 

朝イチは8時半前にゴンドラに乗れる

 ウィスラー、ブラッコムの通常のオープン時間は冬のピーク時期では朝8時半。だから、8時半過ぎにゴンドラに並ぶと、行列ができている。しかし、実際には8時半前に開くことがほとんどだ。具体的には8時20分頃にオープンするケースが多い。例えば、8時15分にゴンドラ乗り場に行き上がると、8時30分に行くのでは、極端な話、15分差ではなく30分以上の差が出るもの。特にパウダーの日となれば、オープン時間前から多くのスキーヤーたちでごった返すので、オープンの時間よりも早めに行くといいだろう。朝は、圧雪された雪のコンディションもとても良いので、朝イチほど、たくさん滑れるように早めに上がりたいものだ。

 

パウダーならピーク、 ハーモニー、セブンス

 もし、20センチ以上の良い雪が降ったら、ぜひともダイナミックなコースでパウダーを楽しみたい。そんな日にオススメなのが、ウィスラーならピークチェアとハーモニーチェア。またハーモニーからアクセスして、さらに奥のシンフォニーチェアに行くのもオススメ。ウィスラーなら、この3つを押さえたい。

 ウィスラーは、「ボール」と呼ばれ、森林限界を超えた頂上付近では、どこを滑っても良いようなボール状のエリアを滑ることが可能だ。ピークチェアの正面にあるのが、最もメジャーなエリア。さらに右手には、ウエストボール、ベーグルボールと呼ばれるエリアがある。また左の方には、ハーモニーボールがある。

 ブラッコムの方では、頂上まで行けるセブンスヘブンのチェアがオススメ。またグレーシアチェアでも頂上付近のエリアに行ける。

 パウダーになったら、ぜひこの6つのチェアリフトにはトライしたいものだ。

 

混雑具合はウィスラー6割 ブラッコム4割

 世界中のスキーヤー、スノーボーダー憧れのウィスラー、ブラッコムだけにシーズン中、良い雪のコンディション時はとても混雑する。だいたいの割合としては、ウィスラーに6割以上の人がいて、ブラッコムに4割以下の人が行く感じ。(注:統計が発表されているわけではないので、確かな割合数値はわからないが、感覚的にそう感じる。)そんな時、考えたいのはウィスラーよりもブラッコムの方が空いているということだ。ウィスラー・ビレッジと直結しているイメージが強いのか、多くの人はウィスラーに行く傾向がある。実際には、ウィスラー・ビレッジからもブラッコムにアクセスすることができるし、またブラッコムから滑ってウィスラー・ビレッジにも行けるので、アクセスという面では、それほど変わらないのだが。また、ウィスラーの方は、どちらかというとブラッコムよりも平均斜度がなく、ファミリーゲレンデ的なイメージがある。その結果、ウィスラーの方が混雑してしまう傾向があるようだ。

 晴れの日にはウィスラーの日の入りが早く、午後には日陰になってしまうエリアが多い。逆にブラッコムは午後に日が差し込むエリアが多いので、天気の良い日の午後はブラッコムを滑るのがオススメ。

 

帰りはゴンドラで下りることも考えよう

 スキーヤー、スノーボーダーたちの中には、滑りに来ている以上、帰りもビレッジまで滑らないと気が収まらないというタイプが多い。しかし、みんなが下山しようと思う午後2時半過ぎからはビレッジに下りる人たちでゲレンデが最も忙しい時間帯である。それは、まるでバンクーバーのライオンズゲートブリッジにできる交通渋滞のようだ。どこもかしこもスキーヤーやスノーボーダーだらけ。

 しかもゲレンデは、道路のような交通ルールがほぼないような状態だから危ない。 ゆっくりしか滑れない初心者のすぐそばを、勢いよく飛ばして抜かそうとする人がいたりする。まだあまり上手にコントロールできずに、うまく避けることができなくて衝突事故を起こす人などもいる。

 このゲレンデのラッシュアワーは、最も事故が多い時間帯だろう。一日中楽しいスキーをした後、最後に衝突事故でけがをするなんて最悪だ。だからこそ「疲れたなあ」と思ったら、無理せずゴンドラを使って下りること。実際、ウィスラーには疲れたら無理せずゴンドラを使って下りましょう! という看板があるほどだ。特にみんなが下りる時間帯は、多くの人が滑ることで硬いバーンも出て来ることもしばしば。安全を考えて、ゴンドラで下りてもいい、という考え方を持つようにしよう。そして楽しく滑り終われば、またぜひ明日(?)もしくは来年(?)行きたい! という気持ちにもなるだろう。

(取材 飯田房貴)

 

︎早めに買えばお得なリフト券

 

︎早く上がれば空いているゲレンデで楽しむことも!

 

︎パウダーの日には、ぜひボールと呼ばれる頂上エリアを滑りたい

 

︎ウィスラーとブラッコムの間は、ピーク・トゥ・ピークのゴンドラで15分で行き来が可能

 

︎また楽しいスキー、スノーボードをするために無理は禁物

 

 

今週の主な紙面
11月7日号 第45号

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