バンクーバー音頭でカナダデーパレード

 

第7回カナダデーパレードが7月1日、バンクーバーダウンタウンで開催された。今回「バンクーバー音頭」の踊りに参加したのは150人。パレードの列に加わり、約20万人以上(主催者発表)の観衆が見物する中を踊り、歩いた。「バンクーバー音頭」は今年で4回目の参加となる。

  

パレード

   

 午後7時からのパレードには、国籍を問わず50組のグループが参加。Georgia StreetとBroughton Streetの交差点からBurrard StreetとWest Pender Streetの交差点までの1キロ程を、約3000人の参加者が思い思いのいでたちで、ダンスや音楽を披露しながら行進した。

 浴衣(ゆかた)や法被(はっぴ)に着替えた「バンクーバー音頭」のメンバーは、カナダの国旗や「I LOVE CANADA」の文字などをフェイスペイントして、午後7時30分過ぎに26番目からスタート。やぐらが組まれたピックアップトラック(Richmond Nissan 提供)を先頭に7列に並んだ参加者は、「ハイハイ、ソレソレ」と声をかけ手を振りながら踊り、沿道から盛んな声援を受けていた。

 同音頭の振り付けを担当し、パレードの参加をプロデュースする平野弥生さん(Yayoi Theatre Movement代表)は、今年の踊りの特徴を「パレードの流れに遅れないよう、足の運びをツー・ステップにしました。またリズムが取りやすく、かけ声も足して例年以上に元気に踊れるよう工夫しました」と解説。

 メロディーを作った作曲家の園田容子さんは、弥生さんと15年来の友人。「明るい曲でテンポがよく、興奮した気持ちが途切れないように作ってみました」と語り、アコーディオンを弾きながら踊りの列に加わった。

 「バンクーバー・横浜姉妹都市提携50周年記念」ののぼり旗を手に踊った弥生さんは「今年は例年にも増してチームワークが良かったと思います。楽しくみんなで盛り上がり、参加した皆さんに良い思い出ができたなら何よりです」と、脱落者もなく全員が無事に踊り終えてホッとした様子だった。

 

参加者の声

 子ども連れで参加したGruetzke綾子さんは「子どもに日本の伝統文化を学んでほしい」と6月28日の直前練習にも参加した。娘のKristinaちゃん(7歳)は「踊るのがとても面白かった、来年も出たい」と笑顔を見せていた。

 今年5月に大学の留学で来た石井沙希さん(21歳)と佐藤まりのさん(21歳)は、「カナダデーには何かをしたいと思ってパレードに加わりました。浴衣を着ることができるのも魅力でした。沿道からは色々な人から声援をもらい、ルームメイトに手を振ることもできました。ほかの国の文化に触れ、日本の文化も広げることができたと思います」と初参加を楽しんでいた。

 友だちの紹介で参加したカナダ人のJustin Elavathilさん(30歳)は「日本に1年半ほど住んだことがあり日本文化に興味があったので、カナダの人たちに踊りを紹介できてよかった。楽しく参加できたのでスタッフの方に感謝したい」とお礼を述べた。

 今年3月にワーキングホリデーで来た前原勇馬さん(21歳)は、日本の大学のサークルで「よさこい」を踊っていたこともあって、「バンクーバー音頭」のスタッフに選ばれた。練習では踊りの指導に当たり、パレードでは先頭を切って隊列をリードした。

 「みんなしっかりと踊ってくれたので、見ている方たちも見ごたえがあったと思う。『がんばって』という沿道の声援がうれしかった」と大役にやりがいを感じた様子だった。

 

パレード

 

パレード

 

練習風景

 

フェイスペインティング

 

フェイスペインティング

 

フェイスペインティング

 

ワンちゃんも…

 

パレード

 

大勢の観衆がつめかけた

 

スタッフ集合

 

全員集合

 

スタッフの小嶋しのぶさんに踊り方を習うJustin Elavathilさん(右)

 

(取材 古川 透) 


 

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