昨年まで木曜会は、ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)内にある新渡戸記念庭園およびアジア・センターを会場に『お花見祭り』を開催してきた。しかし、今年は例年と違う『お花見』となった。木曜会のプレジデントである、マイケル・マーランドさんに経緯を尋ねたところ、「例年どおりですと、今回の『お花見』のように(ブルーシートをひいて)座ることはできません。今年は、日本の伝統に倣った『お花見』を開催してみたかったのです。また、この形式ですと誰でも参加できますので」とのことだった。
木曜会の隣では、バンクーバー・日本語・ミートアップ・グループもお花見を開催していた。これは、木曜会と日本語ミートアップのどちらにも関わりのあるディレクターの案だという。
さらに、木曜会のディレクターの1人であるショーン・クリスロックさんにもお話を聞いたところ、「今回の『お花見』の日時を決定したのは、約10日前です。桜の見ごろにあわせて、日程を組むことができました。僕自身、日本的なお花見を経験するのは初めてです」とのことだった。
参加していた人々からは、以下のようなコメントをもらった。
「天気に恵まれて良かったです」(日本人の女性)
「木の下で桜を楽しめるということは、面白いですね」(長年カナダに在住しているという男性)
「お花見という感じで、いいと思います」(QEパークまでサイクリングも兼ねてやってきたという男性)
「日本の花見の伝統を知ってはいましたが、実際に体験するのは初めて。とてもいいですね」(台湾出身という男性)

(取材 熊坂香)

<木曜会〜Vancouver Mokuyokai Society>
日本とカナダの相互文化理解の向上を目的に、1982年に設立された非営利組織。個人的に日本に関心を持っている人、あるいはビジネスを通じて日本と接点を持っている人など、多くのカナダ人や日本人が会員として参加している。木曜会は、会員や一般の人々のために、1年を通してハイキングやカーリングなどイベントを多数企画している。今回行われた「お花見」は、その1つだ。なお、今年、木曜会は30周年を迎える。これを記念して、今年は盛大に忘年会を行う予定だとのことだ。木曜会についての詳細やこれらのイベントについての情報は、ウェブサイトhttp://www.mokuyokai.bc.ca まで。

 

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