2018年11月1日 第44号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーで日本人留学生古川夏好(こがわなつみ)さんが2016年9月に殺害された事件の裁判で陪審員は10月19日、ウィリアム・ビクター・シュナイダー被告に対し第2級殺人で有罪を評決した。

 

遺体発見場所であるGabiolaマンションに供えられた花(写真提供 古川惠美子さん)

 

 そして、夏好さんの三回忌の法要が10月20日、夏好さんの遺体発見場所であるGabiolaマンションとバンクーバー仏教会で営まれた。

 夏好さんの母惠美子さんも日本より来加しており、当日の法要には、在バンクーバー日本国総領事館から2名、バンクーバー市警察の担当警部、裁判の担当検事、生前夏好さんと親交のあった許澄子さん、許澄子さんの友人、夏好さんの捜索活動をした友人ら、日本語学校の書道会の先生、日本大学OB会の会員や盛和塾のメンバー、夏好さんのご家族が捜索用SNSに載せた三回忌の法要の案内を見て他人事とは思えないと親交のなかった人たち、計18名が参列した。 

(編集部)

 

バンクーバー仏教会での法要(写真提供 古川惠美子さん)

 

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