2018年3月1日 第9号

1月22日から30日まで、対日理解促進交流プログラム『カケハシ・プロジェクト』によりブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市の高校2校から高校生13人、及びバンクーバー市内の大学生6人が訪日した。

2月23日には在バンクーバー日本国総領事公邸で報告会が開かれ、降りしきる雪の中、参加生徒、引率教師、保護者に加え、リッチモンド学区の国際教育部長や事業実施団体であるアジア太平洋財団のプロジェクト関係者ら約30人が出席。日本に魅了された生徒たちがさまざまな体験を報告しあった。

 

冒頭の挨拶をする岡井朝子在バンクーバー日本国総領事

 

友好関係の橋渡し

 外務省が行う『カケハシ・プロジェクト』は、カナダと日本の青年がそれぞれ日本とカナダで文化体験を行うことを通して相互理解・友好を深め、事後日本の魅力などを積極的に発信してもらうことが目的。

 冒頭の挨拶をした岡井朝子在バンクーバー日本国総領事は「日本での体験談を聞くのを楽しみにしています。将来何らかの形で、その体験を生かし、日本とカナダの架け橋として活躍してください」とスピーチした。

 プロジェクト開始から4年目を迎え、今回は大学生枠として日本語専攻及び日本のポップ・カルチャーを勉強している学生を対象に、その分野に関連した日程が組み込まれた。

 

日本の魅力を報告

 リッチモンド市のヒュー・マックロバーツ・セカンダリーの7人とリッチモンド・セカンダリーの6人は、東京で明治神宮、原宿ほか先端技術館TEPIAを見学し、新幹線に乗って広島へ。広島市安芸郡の県立海田高校を訪れ、英会話のディスカッションや習字のクラスに参加し、ホームステイを体験した。

 「日本の学校では室内用の運動靴に履き替えたり、放課後に掃除をすることを知りました」とカリッサ・メングさんが第一印象を述べたように、多くの生徒が日本での日常生活に興味を持ったようだ。ホームステイの家族と話をしたり、たこ焼きや広島風お好み焼きを一緒に作ったり、なまこ、納豆、アンキモに挑戦したりなど、食に関する楽しい報告もあった。

 ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)とランガラ・カレッジから参加した大学生ら6人は四国を訪れ、松山大学の学生と交流し、愛媛県庁を表敬訪問したほか、明治神宮では神官から話を聞いた。「観光旅行ではできない体験をさせてもらい、カケハシ・プロジェクトに参加できて有意義な訪日ができました」と報告した。

 アジア太平洋財団プログラム・マネージャーのジャスティン・エラバシルさんは「約20年前にJETプログラムで日本へ行き、働きながら日本の文化や歴史を学びました。JETプログラムに興味のある人はぜひお訊ねください」とスピーチし、乾杯の音頭を取った。

 日本の魅力に触れたカナダの高校生・大学生が、将来日本とカナダの友好関係の橋渡しとして活躍することが期待される。

(取材 ルイーズ阿久沢)

 

岡井朝子総領事を囲み、リッチモンド市のヒュー・マックロバーツ・セカンダリー、リッチモンド・セカンダリーの生徒、教師、保護者のみなさん。前列左から2人めがヒュー・マックロバーツ・セカンダリーのニール・カミデ校長、3人めが同校のマイケル・ペリーウィッティンハム教頭、右から3人めがリッチモンド・セカンダリーのリサ安井教員

 

岡井朝子総領事を囲み、大学生の参加者とクラスメートたち。右端がUBCアジア学科日本語シニア・インストラクターのレベッカ・チャウ博士

 

日本での体験を報告する高校生たち

 

参加者と懇談する岡井朝子総領事

 

 

 

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