おせちの弁当で正月気分
会の冒頭、JCCA会長の西村ロンさんからあいさつの後、ウサギの柄のネクタイを身に着けた伊東秀樹在バンクーバー日本国総領事が音頭を取り、皆にふるまわれた日本酒で乾杯。その後は、ちらし寿司に煮しめに伊達巻と、彩りのよいおせち弁当をゆっくり楽しみながら歓談のひと時となった。

 

バラエティに富んだ余興
ランチの後は、恒例の体操の時間。藤嶋ケイさんが、腰掛けたままでできる腕や手先の運動を指導していった。例えば右手を握って前に伸ばす。左手を広げて胸に当てる。このグー、パーを掛け声に合わせて左右を換えるのだが、簡単そうでいて、やってみると意外に難しい。そんな皆の様子を藤嶋さんが実況中継して面白く盛り上げた。だんだん高度な動きになって、会場は笑いでいっぱいになっていった。 
陽気な雰囲気が満ち足りた後は、隣組の民謡踊りのグループが、青のハッピ姿に赤い花笠を手にして踊りを披露。次に登場したのはピアノとバイオリンを演奏するカミング兄弟。サックスを持ってステージに上がったのはダンテ君。懐かしい調べに皆が耳を傾けた。
打って変わって次は、人情味あふれる歌謡ショー。隣組うずしお歌謡クラブのメンバーが得意の曲を披露する傍らで、役者たちが演技をして曲を盛り上げた。

病気知らずで101歳
会の参加者の中で結婚年数が最年長のカップル、イノウエさん夫妻参加者の中で最高齢の男女と結婚年数最年長のカップル、そして兎年生まれの人たちにプレゼントが贈られた。最も結婚年数が長いイノウエさん夫妻は、ハジメさんが101歳でフサコさんが88歳。二人とも病気をしたことがないという健康夫婦だ。会ではその後、ドアプライズの発表。そして皆に配られていた歌詞を見ながら、桑原モコさんのリードで『ふるさと』『花』を歌唱した。知らない者同士が囲んだテーブルも、会の終わりにはすっかり打ち解けた雰囲気になった。
敬老会は、日系コミュニティの基盤を作ってきた日系シニアに敬意と感謝の気持ちを込めて行われている。そして当日、参加者のために、細やかに気配り、目配りをして歓待した実行メンバーやボランティアたちの存在と、多くの個人・団体からの寄付が会を支えていた。
(取材:平野香利)

 

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