2016年12月22日 第52号

 

“Writer's block”(ライターズ・ブロック)とは作家(または作曲家も含む)が突き当たる障壁のことで、一時的に思考力・創作力を失うことを意味する。(英辞郎on the WEB)理由はタイミングであったり、私生活でのストレスであったり、機嫌や恐れからのプレッシャーだったりする。 少し話がそれるが、マラソンのような長時間身体能力を酷使する活動も、体内で分泌されるエネルギーを使い果たしてしまった状態になると、「壁にぶち当たる」(“hiting the wall”=ヒティング・ダ・ウォール)状態と呼ぶ。日本語では「ハングリーノック」と呼ばれているが、不思議と英語では通じない。

話を戻そう。

Writer’s block is like hitting the wall.

ライターズ・ブロックも「壁にぶち当たっている」ような状態である。 常に題材やインスピレーションを必要とする作家にとって、書くことがなくなるときは、ライターズ・ブロックのことを書くとよいという提案がある。書くことがないことを題材にするということだ。

“Writing about a writer’s block is better than not writing at all.” – Charles Bukowski

「ライターズ・ブロックのことを書くことは何も書かないよりましなのだ」 –チャールズ・ブコウスキー ミュージシャンであれ、スポーツ選手であれ、デビュー当時の勢いを失う状態はいずれ訪れる。それはスランプよりも恐ろしいものかもしれない。

Get out of the slump 

「スランプを乗り越える」

一時期気分が落ち込むこともあるが、これをスラングで「ファンク」と呼ぶ

Come on. Let’s go out to watch a movie to get you out of the funk.

「ほら、落ち込み解消で映画でも見に行こうよ」

Since the injury, his career is going downhill.

「あのケガから彼のキャリアはどんどん落ち込んでいる」 しかしどんなスランプも克服できる。

He made an amazing come back.

「彼は素晴らしい復活を成し遂げた」

I’m back on track.

「またもとに戻ったよ」

I think I’m getting a second wind.

「また調子を取り戻している感じがするよ」

She got over the hump.

「彼女は難関を突破した」

常に可能性を見失わないこと。何事もあきらめず挑戦し続けること。人生のどの時点においても、これは大事である。

2016年、「気持ちよく」終えていただきたい。

See you in 2017.

(文・イラスト 亀谷長政)

 

 

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