2019年9月5日 第36号

 アップル社が6月に発表した同社製パソコン、マックブックプロ15インチのリコールを受けて、航空会社や国・地域がリコール対象となったコンピュータの持ち込み禁止、もしくは制限を始めている。

 アップル社は2015年9月から2017年2月までに販売したマックブックプロ15インチのバッテリーが過熱する不具合が見つかったとして、今年6月にリコールを発表。対象製品はバッテリー部分が膨れたり発火したりする可能性があると説明している。

 これを受け、アメリカ連邦航空局(FAA)は今年8月に対象製品の、貨物、旅客の両方で航空機への持ち込みを禁止した。

 これまでに持ち込みを禁止した航空会社の中には、カナダのエアトランザットも含まれている。アメリカの航空会社およびアメリカを離発着する航空会社はFAAにより持ち込み禁止、欧州連合では電源を切り飛行中の使用を禁止、カンタス航空はマックブックプロ15インチの預け入れ荷物を全面禁止、機内持ち込みは電源を切ることで持ち込み可、シンガポール航空は預け入れ、持ち込みともに禁止としている。

 対象製品はアップル社ホームページで、各航空会社の対応は航空会社ホームページで確認を。

 

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