2018年11月1日 第44号

 ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドの住宅街で、罠に足を挟まれたままのアライグマが発見された。そのダメージが大きかったことから、このアライグマは安楽死させられた。

 場所はフランシス・ロードとレールウェイ・アベニューの交差点の近くで、すぐに警察と野生動物の保護や治療を行う団体に通報された。アライグマは保護されたものの、トラバサミ(ばね式の罠)に挟まれた後ろ脚は、皮だけで胴体につながっている状態だったという。

 最初にアライグマを発見した同市職員も、自分はアライグマが好きなわけではないが、あの状態はひどすぎ、アライグマに同情したと取材に答えている。また、トラバサミがどこに仕掛けられていたかはわからないが、誰かのペットや子供が罠にかかっていたかも知れなく、このような住宅地に罠を仕掛ける行為は無責任だと非難していた。

 

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