2018年7月19日 第29号

 カナディアン・フットボール・リーグ(CFL)は第5週を迎え、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーを本拠地とするBCライオンズがホームでウィニペグ・ブルーバマーズと対戦した。ホームでの試合は1カ月ぶり。

 前半は完全にブルーバマーズのペースだった。試合早々の第1クオーター3分にタッチダウンを決められると、前半を終え2タッチダウン、1フィールドゴールで0‐17とリードされた。

 しかし後半に入り、第3クオーターにタッチダウンで7-17としたライオンズは、第4クオーターにまずはフィールドゴールを決め10‐17に詰め寄ると、試合終了残り2分にタッチダウンで同点。そして残り11秒にフィールドゴールが決まると試合終了。20‐17の大逆転で開幕戦以来の勝利をあげた。

 この日は、昨季9月にヒザの故障で離脱したQBルーレイが復帰。復帰戦を自ら白星で飾った。

 これでライオンズは4試合を終了し2勝2敗。勝ち点を4として西地区最下位から脱出、3位につけた。

 その他の試合は、西地区首位を独走するカルガリー・スタンピーダーズが東地区オタワ・レッドブラックスに27‐3と勝利。西地区2位エドモントン・エスキモーズは昨季のグレイ杯覇者トロント・アーゴノッツと対戦し16‐15で辛勝した。

 

 

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