2018年6月7日 第23号

 ブリティッシュ・コロンビア州内陸部の、人口18万人弱の都市ケローナで、空から人糞と思われるものが降ってきて、地上にいた人や車に被害を及ぼす事故が起こった。

 最初の被害者は、スーザン・アレンさん。5月9日、乗っていた車のサンルーフを開けていた彼女に、糞尿が空から降りかかってきた。そのしずくが体に当たるのを肌で感じながら、車も自分も文字通り糞尿まみれとなったアレンさん、思わず泣き出してしまったという。しかし上空には何もなく、近くを飛行機が飛んでいるだけだった。

 さらに5月12日には、同じケローナに住む男性の家のドライブウェイに駐車してあった車が同じような被害に遭い、カナダ交通省が調査に乗り出した。またケローナ空港は、ふたつの事故が起こった両方の時間帯に、付近を飛行していた飛行機の特定を急いでいる。

 

 

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